【兵庫CS】川島信二騎手「ぜひGIを勝ちたい」

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2012年5月3日(祝・木)、園田競馬場で行われた交流重賞・第13回 兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)(3歳、負担重量:56kg、牝馬54kg、1着賞金:2,800万円、ダート右1,870m)は、川島信二騎手騎乗の1番人気・オースミイチバン(牡3、栗東・荒川厩舎)が重賞初制覇。騎乗していた川島信二騎手は中央も含め、これが2004年以来、久々の重賞勝ちとなった。

「ゲートはスムーズに出てハナにも行けたけど2番手に控えました。GOサインに反応してくれて、とても強いレースをしてくれました。前々走からこの馬の走りがガラリと変わって、その時から乗せていただいているので、その前との比較はできないのですが、反応も良く強い馬だなと思います。

園田のコースは小牧毅調教師にちょくちょく乗せていただいており、今日も5レースで勝利して、感じが掴めているのが良い結果につながりました。今後はダービーにもという話もあるようですが、それはオーナーと調教師が決めることなので自分はわかりません。母親のオースミハルカにも自分が騎乗していて、G1にあと一歩届かなかった悔しい思い出もありますので、ぜひ息子でG1を勝ちたいですね」と川島騎手。

川島騎手といえば、重賞4勝、エリザベス女王杯で2年連続2着などの活躍馬・オースミハルカとのコンビで知られているが、その仔・オースミイチバンでの騎乗が決まった際に大喜びしたというエピソードがあったほど。自身にとっても久々の重賞制覇が、思い出の馬の子ならば、喜びもひとしおだろう。ドラマチックな快勝劇に園田に詰めかけたファンからも温かいエールが送られた。

2004年以来、約8年振りの重賞制覇となった川島騎手