岩田騎手「JBCスプリントまで負けられない」

トピックス

2012年5月4日(祝・金)、名古屋競馬場で行われた交流重賞・第14回 かきつばた記念(JpnⅢ)(4歳、負担重量:54kg、牝馬2kg減、1着賞金:2,100万円、ダート右1,400m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・セイクリムズン(牡6、栗東・服部厩舎)が連覇達成。勝ちタイムは1.26.1(良)。

昨年のかきつばた記念を制したあと、ワンパンチ足りない競馬が続いていたセイクリムズン。今年のフェブラリーSでは、現ダート界トップクラスのメンバーが揃ったとはいえ15着大敗と不振を極めた。
しかし、2走前の黒船賞から過去にも手綱をとった経験のある岩田康誠騎手にスイッチすると、水を得た魚の如く、これで3連勝となった。

「今日は先行しようと思っていましたが、スタートの速い馬が揃っていたので、それを見ながらの競馬となり、ラブミーチャンをマークしていきました。ラブミーチャンが仕掛けたのは僕が動かしたようなものです。
黒船賞からこの馬に乗せていただいて、これで3連勝となりました。前回の東京スプリントから間隔も短くて、馬にはかわいそうでしたが良いレースができましたし、次のさきたま杯も無事に行ってほしいです。この馬の強さはまだまだ続くと思いますので、本番のJBCスプリントまで負けられないですね」と鞍上。これで重賞タイトルは実に5つ目となったセイクリムズン、秋の大舞台を目指し突き進む。