ダービーへの最終切符はスピルバーグ!…プリンシパルS

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12年5月5日(土)、2回東京5日目11RでプリンシパルS(芝2000m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の1番人気・スピルバーグが優勝。勝ちタイムは2.00.9(良)。

2着には1馬身3/4差で7番人気・ローレルブレット(牡3、栗東・今野厩舎)、3着には3番人気・アルキメデス(牡3、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。

勝ったスピルバーグはこれが昨年10月の新馬戦以来の勝ち星。ココまで重賞3着が2回、賞金を加算できずにいたが、格上挑戦で臨んだココでダービーへの最終切符を手に入れた。馬主は山本 英俊氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「人名」。

1着 スピルバーグ(内田博騎手)
「出遅れ気味になりましたが、焦らずにインを進みました。流れが落ち着いてしまうと前残りになってマズイなと思っていましたが前が流れていましたし、外に出したときにはよく伸びてくれました。ダービーに間に合わせたいという思いで追いました。切れ味のある馬ですし、無事に本番に向かって欲しいですね」

2着 ローレルブレット(田辺騎手)
「内枠でロスなく行けました。1400を使っていたので、出していかずに出たなりで競馬をしましたが、スムーズに行きましたし、上手く捌けました。初めての2000としては上手なレースをしてくれました」

3着 アルキメデス(松岡騎手)
「思っていたよりは折り合いがつきました。気性が成長してくれば、もっと脚を使えると思います」

4着 タイセイグルーヴィ(蛯名騎手)
「まだ器用さがなかったり、力がつき切っていないところがありますが、良い馬なので大事にしていけば、この先が楽しみです」

5着 ニンジャ(柴田善騎手)
「本当は抑えて行きたかったですけど、返し馬の感じからそれは難しそうだと思いました。短いところを使っていたので、出も速かったですね。距離を考えれば、よく頑張っていると思います」

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スピルバーグ
(牡3、美浦・藤沢和厩舎)
父:ディープインパクト
母:プリンセスオリビア
母父:Lycius
通算成績:6戦2勝


撮影:武田明彦

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