【ヴィクトリアM】アプリコットフィズ「持ち味を出せる舞台」

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9日、日曜東京11レース・ヴィクトリアマイル(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ダービー卿チャンレジトロフィー6着のアプリコットフィズ(牝5、美浦・小島太厩舎)は、坂路コースで追われ、4F50.8-36.6-24.3-12.2をマークした。

追い切りに関して、小島太調教師
「平均ペースで坂路を上るように指示をしましたが、力まずに良い感じの上がり方でした。ここ2戦は期待を裏切る形になりましたが、コンディションは絶好だと思います」とコメント。

「最近は、力みのある走りをしていた分、終いに伸び切れなかったという負け方だったと感じています。成績には納得していませんが、早くからここを目標にしていましたし、今回叩き3戦目で良い状態でレースに向かえると思います。
右回りでは力むレースが多いと思いますけど、東京マイルはかからずにレースを進められますし、彼女の持ち味を出せる舞台だと思います。1年前のこのレースでは、カイ食いの細さや疲れが残っていたことが影響したのか、ひと踏ん張りが出来ませんでした。
ただ今年は、カイ食いも良くなっていますし、昨年とは違うと思います。レースでは、位置取りはどこでもいいので、折り合いがついて、向正面も気持ち良く流れてくれればいいなと思っています。5歳になって、今年は完成に近い状態だと思っているので、大きく期待しています」と初のG1タイトルを狙う。