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タガノハピネスが2番手から抜け出す!!
2012/6/5(火)
日曜阪神5R
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.10.0
タガノハピネス(牝2、タガノゲルニカ・栗東、鈴木孝厩舎)
※※タガノハピネスが2番手から抜け出す!!
先手を取ったエーシンセノーテ。2番手をすっと確保したのがタガノハピネス。ゆったりした流れで進み、4コーナーでは4頭が並ぶ勢いとなって直線へと向いた。しかし結局は、逃げたエーシンセノーテをかわしたのは2番手のタガノハピネス。2頭が並んでの追い合いから残り100メートル過ぎてからタガノハピネスの伸びが上回ってのデビュー勝ち。
父タガノゲルニカは、ブライアンズタイム産駒で未勝利を脱出から5連勝で平安Sを勝ったダート実績の馬だった。だが子供は3頭しかいないそうだが、その初陣が芝の新馬勝ち。人気のアウトシャインは、スタートが今一つで中団の後ろめでのレース。最後は内ラチ沿いをこじ開ける様に出ては来たが、時既に遅しの印象であった・・・。
北海道市場で購買された馬が5頭。しかし1番人気はロードカナロアの妹アウトシャインが支持された。そのアウトシャインがゲートの出がそんなに速くなく半馬身ぐらい遅い出方。ダッシュつく前に外の馬がドンドン前へと進んでいく感じで、形が出来た時には8番手ぐらいの位置となっていた。
五分のスタートが4頭ぐらいいた中から、ダッシュついたのがエーシンセノーテ。押して先頭に立って行く。そのエーシンセノーテにピタっとくっついて行くのがタガノハピネス。エーシンセノーテの逃げはやや若さがあふれるもの。物見をしていたのか頭を上げたりとしていた。鞍上の佐藤哲Jが腰を落としたりするシーンも見えた。
3コーナーのカーヴを過ぎて、少しずつ後続が接近して来てからの方がスムーズな走りとなった様子。平均的なペースでの流れとなって4コーナーへ入って来た。エーシンセノーテの外に馬体を並べるタガノハピネス。そのさらに外へゴーインググレートとイセノロマンも馬体を併せに来た。エーシンセノーテの直後の内ラチ沿いにダンツレパード。アウトシャインは、その真後ろのラチ沿いを進んでいた。
カーヴを廻って直線に入って来たが、前へ行っていた2頭が再び先手となる。4コーナーで並びに来た外2頭はむしろ脚が止まり気味。ダンツレパードが3番手に上がる。前2頭のエーシンセノーテが残り300のオレンジ棒を合図に追い出す。1馬身差のタガノハピネスも左ステッキで追い出す。残り100のオレンジ棒で、今度は外のタガノハピネスが並んで前へと出る。ステッキを使わずもう手綱で押すだけのタガノハピネスの鞍上松山J。そこから2馬身ぐらい離れた3着争いは、最内に進路を取り直したアウトシャインが内から前を抜いて確保する。
前半の3ハロンを35.7で行ったエーシンセノーテだが、楽に2番手をついて行ったタガノハピネスが直線の伸びでも違いが出ていた。姉のタガノボヘミアンも芝の新馬勝ちをしている。
このレースには5頭の牝馬が出ていたが、その内3頭が上位3着までを占めた。仕上がりの良さもあるのだろうが。ケイコの動きとタイムもまずまず悪くなかったものだし、何よりも実戦でそれをちゃんと出せる勝負強さがあると思えるものだった・・。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.10.0
タガノハピネス(牝2、タガノゲルニカ・栗東、鈴木孝厩舎)
※※タガノハピネスが2番手から抜け出す!!
先手を取ったエーシンセノーテ。2番手をすっと確保したのがタガノハピネス。ゆったりした流れで進み、4コーナーでは4頭が並ぶ勢いとなって直線へと向いた。しかし結局は、逃げたエーシンセノーテをかわしたのは2番手のタガノハピネス。2頭が並んでの追い合いから残り100メートル過ぎてからタガノハピネスの伸びが上回ってのデビュー勝ち。
父タガノゲルニカは、ブライアンズタイム産駒で未勝利を脱出から5連勝で平安Sを勝ったダート実績の馬だった。だが子供は3頭しかいないそうだが、その初陣が芝の新馬勝ち。人気のアウトシャインは、スタートが今一つで中団の後ろめでのレース。最後は内ラチ沿いをこじ開ける様に出ては来たが、時既に遅しの印象であった・・・。
北海道市場で購買された馬が5頭。しかし1番人気はロードカナロアの妹アウトシャインが支持された。そのアウトシャインがゲートの出がそんなに速くなく半馬身ぐらい遅い出方。ダッシュつく前に外の馬がドンドン前へと進んでいく感じで、形が出来た時には8番手ぐらいの位置となっていた。
五分のスタートが4頭ぐらいいた中から、ダッシュついたのがエーシンセノーテ。押して先頭に立って行く。そのエーシンセノーテにピタっとくっついて行くのがタガノハピネス。エーシンセノーテの逃げはやや若さがあふれるもの。物見をしていたのか頭を上げたりとしていた。鞍上の佐藤哲Jが腰を落としたりするシーンも見えた。
3コーナーのカーヴを過ぎて、少しずつ後続が接近して来てからの方がスムーズな走りとなった様子。平均的なペースでの流れとなって4コーナーへ入って来た。エーシンセノーテの外に馬体を並べるタガノハピネス。そのさらに外へゴーインググレートとイセノロマンも馬体を併せに来た。エーシンセノーテの直後の内ラチ沿いにダンツレパード。アウトシャインは、その真後ろのラチ沿いを進んでいた。
カーヴを廻って直線に入って来たが、前へ行っていた2頭が再び先手となる。4コーナーで並びに来た外2頭はむしろ脚が止まり気味。ダンツレパードが3番手に上がる。前2頭のエーシンセノーテが残り300のオレンジ棒を合図に追い出す。1馬身差のタガノハピネスも左ステッキで追い出す。残り100のオレンジ棒で、今度は外のタガノハピネスが並んで前へと出る。ステッキを使わずもう手綱で押すだけのタガノハピネスの鞍上松山J。そこから2馬身ぐらい離れた3着争いは、最内に進路を取り直したアウトシャインが内から前を抜いて確保する。
前半の3ハロンを35.7で行ったエーシンセノーテだが、楽に2番手をついて行ったタガノハピネスが直線の伸びでも違いが出ていた。姉のタガノボヘミアンも芝の新馬勝ちをしている。
このレースには5頭の牝馬が出ていたが、その内3頭が上位3着までを占めた。仕上がりの良さもあるのだろうが。ケイコの動きとタイムもまずまず悪くなかったものだし、何よりも実戦でそれをちゃんと出せる勝負強さがあると思えるものだった・・。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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