【兵庫ダービー】牝馬・メイレディがポアゾンブラック降す

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2012年6月7日(木)、園田競馬場で行われた第13回 兵庫ダービー(3歳、定量、1着賞金:800万円、ダート1870m)は、木村健騎手騎乗の2番人気・メイレディ(牝3、兵庫・保利良厩舎)が優勝。序盤からハナをとると、終始、インで脚を溜め、ポアゾンブラックの追撃を振り切った。勝ちタイムは2:03:4(良)。

2着にはデビュー5連勝中で1番人気に支持されたポアゾンブラック(牡3、兵庫・野田学厩舎)、3着には3番人気・トライ(牡3、兵庫・大塚信厩舎)がそれぞれ入っている。

勝ったメイレディは勝ち身に遅い面もあったが、通算14戦して3着を外したのが1度のみという安定株。
コーナーで外々を回ったポアゾンブラックに対して、最内を回るロスのない競馬で、レース巧者ぶりを如何なく発揮した。馬主は戸部弘氏、生産者は浦河の小池博幸氏。

なお、牝馬の兵庫ダービー制覇は2000年の第1回以来のことで、騎乗していた木村健騎手は昨年に続き連覇で通算2勝目。管理する保利良次調教師は初勝利。

【木村健騎手のコメント】
「スタートが凄く出てくれたのが勝因だと思います。最近はムキになることもなく、ゲートも落ち着いてでるようになってました。行く馬がいれば、行かせようと思っていましたが、今日はあれだけのいいスタートで出てくれたから、自分のペースでいけました。
向こう正面でポアゾンブラックが仕掛けてきましたが、僕の馬も手応えもあったので、脚を溜めようと思いました。追い切りの段階もいい伸びをみせてくれていたので、そういう競馬ができました。やっぱりダービーを勝てて嬉しいですね。メイレディは男馬と走ってもヒケをとらないし、これからも頑張ってくれると思います」

メイレディ
(牝3、兵庫・保利良厩舎)
父:ジェニュイン
母:ゴッドエンジェル
父:ラムタラ
地方通算成績:14戦5勝




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