【東京ジャンプS】デンコウオクトパスが3連勝で重賞初制覇!

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12年6月9日(土)、3回東京3日目8Rで第14回 東京ジャンプS(GⅢ)(障3110m)が行なわれ、北沢 伸也騎手騎乗の1番人気・デンコウオクトパスが優勝。 勝ちタイムの3:30.8(重)は昨年11月にシャイニーブラックがマークした時計を1.6秒上回るコースレコードとなった。

2着には2.1/2馬身差で8番人気・ビービースカット(牡5、美浦・田中剛厩舎)、3着には6番人気・トウシンボルト(牡5、栗東・浅見厩舎)が続いて入線した。

勝ったデンコウオクトパスは平地時代は準オープンまで登り詰めたが、これで障害は4戦3勝。障害初戦こそ競走中止に終わったが、そこから3連勝で一気に重賞タイトルも手にした。 馬主は田中 康弘氏、生産者は新ひだかの見上牧場。馬名の意味由来は「冠名+蛸」。

1着 デンコウオクトパス(北沢騎手)
「強い競馬だった。ハナで押し切ろうと思ったら、前半は後ろから突かれ、先に行かれ、ごちゃついたけど、先手を奪い返してからは楽。飛越も想像よりも丁寧だった。急遽の乗り替わりで結果を出せて良かった。まだ年齢も若いし、障害は落馬を含めて4戦3勝。将来が楽しみだね」

2着 ビービースカット(柴田大騎手)
「4コーナーで並べていれば。でも、手応え以上にがんばっています。能力は高いですよ」

4着 ルールプロスパー(白浜騎手)
「ムキにならず、ハナに立てたが、グリーンウォールで痛恨の飛越ミス。飛びが遠く、ふん張りが利かなかった」

5着 イージーウイン(浜野谷騎手)
「じわっと上がっていけたし、よく伸びた。飛越も上手。よくがんばったよ」

6着 セイエイ(高野和騎手)
「左回りは初めて。力を出し切っていません」

7着 プライドイズハート(山本騎手)
「具合は良かった。勝ちにいって止ったあたりは、まだ力不足かな。こんな馬場は大丈夫だけど、飛越に慎重さがなかったしね」

9着 トーセンオーパス(横山義騎手)
「こんな馬場だと進んでいかない。良ならば、もっとやれたはずだよ」

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デンコウオクトパス
(牡5、栗東・坂口厩舎)
父:マヤノトップガン
母:シルキーマニッシュ
母父:リズム
通算成績:31戦7勝


撮影:武田明彦

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