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【宝塚記念】ルーラーシップ「精神的にも肉体的にもずいぶん成長してくれた」
2012/6/20(水)
20日(水)、栗東トレセンで行われたルーラーシップ(牡5、栗東・角居厩舎)を管理する角居勝彦調教師の宝塚記念(G1)共同会見は以下の通り。
-:それでは角居調教師にお話をうかがいます。おはようございます。
角居勝彦調教師:おはようございます。
-:宝塚記念を前にしての、今朝のルーラーシップの追い切りのどういう指示をされて、またどんな走りだったんでしょうか?
角:そうですね、先週ウィリアムス君が乗って大方できているとは思うんで。昨日、台風の影響でけっこう雨が降ったので、今日芝で調整、感じを掴むだけでしたけども。
-:3頭併せで。3頭併せの真ん中から前を追いかける形ですか。
角:そうですね、併せた馬は力的にはまだちょっと…併せるぐらい、まあルーラーを基準にして前後で動いてもらえればという感じでしたけど。
-:最後は少し先着して、そのまま1コーナーまで。
角:そうでしたね、はい。他の併せた馬からしたら、ちょっと力がありすぎたのかもしれないですけどね。
-:追い切りを終えての最終的なジャッジはいかがでしょうか?
角:もう十分できてる状態になっていたと思うので、はい。
-:それにしても、前走の香港、おめでとうございます。
角:はい、ありがとうございます。
-:強い競馬でしたね。
角:そうでしたね、はい。強かったですね。
-:あのレースで勝ち負けを当然意識はされていたと思うんですけれども、イメージどおりの強さですか?それとも、以上の強さだったのでしょうか?
角:まあ、みんな戦ったことのない相手ですからね。状態は良かったと思っていましたので、「強いルーラーシップであったらいいな」という競馬を期待していました。
-:こう4コーナーで、パッとこう内に入って、非常にその、何か器用さといいますか、そういうようなものも見えた気がするんですけれど。
角:そうでしたね、まあ内々でエネルギーを上手に溜めながらコーナーを回って来れたんで、「あとどうやって捌いて来るのかな」と思ったら、目の前がパッカリうまく開いてくれたので、まあ強く見えた競馬になりましたけどね。
-:これは傍から見ていてですが、ルーラーシップっていいますと、非常に飛びが大きくて、外を回って“ドーン”と来るっていうような、そういうイメージがこれまで強かったんですけれど。
角:そうですね、大きく飛べる馬ですけど、上手に馬込みの中でも溜められる器用さを少しずつ走りの中に取り入れてきたような気がします。
-:そうしますと、そのあたりも非常にこの馬にとっての成長のポイントと言いますか、成長力というふうに見てよろしいですか?
角:そうですね、本当に上手に走れるようになってきたと思います。
-:その強かった香港からここまでの過程なんですけれども。
角:検疫の都合上、競馬学校のほうで1週間と、そこから信楽に戻ってきて3週間と、予定どおりの検疫を無事にこなして。そこから帰って来てからはもう時間に余裕があまり無かったので…疲れは取れて非常に馬は大きくなって帰って来てたんで、しっかり調整をしながら宝塚に挑めるところまで来たかなと思います。
-:中には海外帰りだから疲れがどうなのか、見えない疲れがどうなのかというふうに見る向きもあるかとは思うんですが、そのあたりは?
角:そうですね、疲れが見えないとわからないということなので、見えない疲れはあるといえばあるのかがわからないですね、見えていないので(笑)。
-:ただ、角居厩舎といえば、ウオッカにしてもヴィクトワールピサにしても、海外でたくさん使って、その後の緒戦もしっかりと結果を出されていらっしゃいますし、そういうケアも、今までの何かこう蓄積といいますか…十分気にすることではないというふうに、ファンは見てよろしいですか?
角:そうですね、「負けた原因は疲れではないと思う」ということになると思います(笑)。
-:わかりました(笑)。そうしますと、デキとしてはもう万全の状況で大一番を迎えられると。
角:そうですね、そう思ってもらったらいいかなと思います。
-:去年のこのレースは5着でした。その去年からもう一段上のところまで、一段上の段階にこの馬自身がもうすでに行っているというふうに考えていいですか?
角:本当に体質的にも、まあ、調教を踏まえていく上でも、指示通りに動かしやすい馬になってきていると思いますんで、そういう意味では精神的にも肉体的にもずいぶん成長してくれたように思います。
-:道悪でも実績を残しているというのは、この時季のレースということでいえば、心強いですか?
角:そうですね、やっぱりちょっと雨の多い季節になりますからね。比較的飛びの大きい馬ですから、まあ本当に良馬場をいつも期待はしているんですけど雨のことが多いなと思う。それでも走ってますんでね、何とか頑張ってくれるように思っています。
-:飛びが非常に大きくても、道悪で走るんですね。
角:そうですね、得意ではないようには思ってはいるんですけど、結果は出ているので、どう言ったらいいのかわからないですけどね(笑)。
-:何か器用さというか、馬場の状況によって走り方を変えたりみたいな、そういう部分というのはあるんでしょうか?
角:そうなんでしょうね、多分走りながら「今日は緩いな」と思えば、緩い走りに変えているような気はしますけどね。
-:わかりました。まあ、選べませんけれども、枠順についてはどうですか?
角:そうですね、まだやっぱりゲートの心配が少しあるので、偶数のゆっくり入れられる枠のほうがいいような気はします。
-:たくさんのファンが投票して下さいました。ファンの方にメッセージをお願いしたいと思います。
角:たくさんの人の投票で、非常に高い人気でグランプリに出走できるということで、本当にファンがワクワクできる競馬をまた宝塚、春の大一番にぜひ、素晴らしい状態で出て来られるようになってますので、ぜひ競馬場に応援に来て下さい、お願いします。
-:それでは角居調教師にお話をうかがいます。おはようございます。
角居勝彦調教師:おはようございます。
-:宝塚記念を前にしての、今朝のルーラーシップの追い切りのどういう指示をされて、またどんな走りだったんでしょうか?
角:そうですね、先週ウィリアムス君が乗って大方できているとは思うんで。昨日、台風の影響でけっこう雨が降ったので、今日芝で調整、感じを掴むだけでしたけども。
-:3頭併せで。3頭併せの真ん中から前を追いかける形ですか。
角:そうですね、併せた馬は力的にはまだちょっと…併せるぐらい、まあルーラーを基準にして前後で動いてもらえればという感じでしたけど。
-:最後は少し先着して、そのまま1コーナーまで。
角:そうでしたね、はい。他の併せた馬からしたら、ちょっと力がありすぎたのかもしれないですけどね。
-:追い切りを終えての最終的なジャッジはいかがでしょうか?
角:もう十分できてる状態になっていたと思うので、はい。
-:それにしても、前走の香港、おめでとうございます。
角:はい、ありがとうございます。
-:強い競馬でしたね。
角:そうでしたね、はい。強かったですね。
-:あのレースで勝ち負けを当然意識はされていたと思うんですけれども、イメージどおりの強さですか?それとも、以上の強さだったのでしょうか?
角:まあ、みんな戦ったことのない相手ですからね。状態は良かったと思っていましたので、「強いルーラーシップであったらいいな」という競馬を期待していました。
-:こう4コーナーで、パッとこう内に入って、非常にその、何か器用さといいますか、そういうようなものも見えた気がするんですけれど。
角:そうでしたね、まあ内々でエネルギーを上手に溜めながらコーナーを回って来れたんで、「あとどうやって捌いて来るのかな」と思ったら、目の前がパッカリうまく開いてくれたので、まあ強く見えた競馬になりましたけどね。
-:これは傍から見ていてですが、ルーラーシップっていいますと、非常に飛びが大きくて、外を回って“ドーン”と来るっていうような、そういうイメージがこれまで強かったんですけれど。
角:そうですね、大きく飛べる馬ですけど、上手に馬込みの中でも溜められる器用さを少しずつ走りの中に取り入れてきたような気がします。
-:そうしますと、そのあたりも非常にこの馬にとっての成長のポイントと言いますか、成長力というふうに見てよろしいですか?
角:そうですね、本当に上手に走れるようになってきたと思います。
-:その強かった香港からここまでの過程なんですけれども。
角:検疫の都合上、競馬学校のほうで1週間と、そこから信楽に戻ってきて3週間と、予定どおりの検疫を無事にこなして。そこから帰って来てからはもう時間に余裕があまり無かったので…疲れは取れて非常に馬は大きくなって帰って来てたんで、しっかり調整をしながら宝塚に挑めるところまで来たかなと思います。
-:中には海外帰りだから疲れがどうなのか、見えない疲れがどうなのかというふうに見る向きもあるかとは思うんですが、そのあたりは?
角:そうですね、疲れが見えないとわからないということなので、見えない疲れはあるといえばあるのかがわからないですね、見えていないので(笑)。
-:ただ、角居厩舎といえば、ウオッカにしてもヴィクトワールピサにしても、海外でたくさん使って、その後の緒戦もしっかりと結果を出されていらっしゃいますし、そういうケアも、今までの何かこう蓄積といいますか…十分気にすることではないというふうに、ファンは見てよろしいですか?
角:そうですね、「負けた原因は疲れではないと思う」ということになると思います(笑)。
-:わかりました(笑)。そうしますと、デキとしてはもう万全の状況で大一番を迎えられると。
角:そうですね、そう思ってもらったらいいかなと思います。
-:去年のこのレースは5着でした。その去年からもう一段上のところまで、一段上の段階にこの馬自身がもうすでに行っているというふうに考えていいですか?
角:本当に体質的にも、まあ、調教を踏まえていく上でも、指示通りに動かしやすい馬になってきていると思いますんで、そういう意味では精神的にも肉体的にもずいぶん成長してくれたように思います。
-:道悪でも実績を残しているというのは、この時季のレースということでいえば、心強いですか?
角:そうですね、やっぱりちょっと雨の多い季節になりますからね。比較的飛びの大きい馬ですから、まあ本当に良馬場をいつも期待はしているんですけど雨のことが多いなと思う。それでも走ってますんでね、何とか頑張ってくれるように思っています。
-:飛びが非常に大きくても、道悪で走るんですね。
角:そうですね、得意ではないようには思ってはいるんですけど、結果は出ているので、どう言ったらいいのかわからないですけどね(笑)。
-:何か器用さというか、馬場の状況によって走り方を変えたりみたいな、そういう部分というのはあるんでしょうか?
角:そうなんでしょうね、多分走りながら「今日は緩いな」と思えば、緩い走りに変えているような気はしますけどね。
-:わかりました。まあ、選べませんけれども、枠順についてはどうですか?
角:そうですね、まだやっぱりゲートの心配が少しあるので、偶数のゆっくり入れられる枠のほうがいいような気はします。
-:たくさんのファンが投票して下さいました。ファンの方にメッセージをお願いしたいと思います。
角:たくさんの人の投票で、非常に高い人気でグランプリに出走できるということで、本当にファンがワクワクできる競馬をまた宝塚、春の大一番にぜひ、素晴らしい状態で出て来られるようになってますので、ぜひ競馬場に応援に来て下さい、お願いします。
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