【プロキオンS】シルクフォーチュン「鋭い末脚を」

トピックス

8日(日)に行われるプロキオンS(G3)に出走予定のシルクフォーチュン(牡6、栗東・藤沢則厩舎)の、藤沢則雄調教師の調教後コメントは以下の通り。

-:前回のかしわ記念、レースぶりから振り返って頂けますか。

藤沢則雄調教師:本当に「らしくない」競馬をしてしまいまして。原因は、初めての地方っていうこともあったんですけど、スタンド前のスタートで、馬がすっかりイレ込んでしまいまして。コーナーも4つあるので引っ掛からないように、(藤岡)康太君とは話していたんですけれど。テンから引っ掛かってしまいまして、らしくない競馬をお見せしてしまいました。残念な結果でした。

-:本来はやはり広いコースでのびのびと、そんな感じですか。

藤:そうですね。中央競馬でもね、折り合いがだいぶついてきたので行けるかなと思ったんですけどね。ちょっと考えが甘かったです。

-:そのかしわ記念からここまで中間はどんな具合ですか?

藤:放牧に出さないでずっと厩舎で調整しました。前走がそういうことだったものですから、なるべくテンション上げないように、落ち着けるように調教を積んでいました。

-:そして先ほど最終追い切りが終わりましたけど、どんな内容でしたでしょうか。

藤:先週、テンから目一杯行っているので、今週は終い中心ということで、たぶん時計が半マイルからになってると思うんですけど、僕が見ていたのは68だったんですけど、終いも昨日の大雨で馬場もかなり悪いと思うんですけど、最後までシッカリ、ラスト12でアゴも上がらず、良いフォームでゴール板駆け抜けてくれたと思います。

-:ということは良い状態であるというのが伝わってきたところですね。

藤:そうですね。ベストパフォーマンスをお見せできるような状態にはあると思います。

-:さて今回は中京競馬場のダート1400mという舞台なんですけど、この馬にとっていかがですか?

藤:直線も長くなって、坂もあってっていうコース形態になったんですけど、なんか前残りのレースが多いので、その点は心配なんですけど、ここに向けて一生懸命、調教を積んできましたので頑張ってもらえると思います。

-:舞台設定としては間違いなく前回よりはプラスに働きそうですよね。

藤:そうですね。前回みたいな、らしくない競馬にならないように、そのような調教を積んできたつもりでいますので、大丈夫だと思います。

-:ポイントは折り合いということになりますか?

藤:折り合いもそういう意味では、追い込み馬はどうしても展開に左右されるので、なるべく早い展開になってもらえたらと思っていますが。

-:G1で2着、3着がある馬ですから、この中では実力はトップクラスだと思います。

藤:G1・2着馬ですので頑張って欲しいと思います。

-:たくさんのファンの方が応援されると思いますので、最後にひとことお願いします。

藤:前走は不甲斐ないレースをしてしまいましてフォーチュンも反省していますので、今回は“らしい”鋭い終いをお見せできるようなレースをしてくれると思いますので、またご声援を宜しくお願いします。

-:期待しております。

藤:ありがとうございます。