タイセイポラリスが人気に応える…福島新馬

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12年7月8日(日)、2回福島8日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の1番人気・タイセイポラリスが優勝。3番手から押し切りを狙うと、 インから粘りをみせたロードクレセントを僅か降した。勝ちタイムは1:54.1(重)。

2着にはクビ差で2番人気・ロードクレセント(牡2、美浦・牧厩舎)、3着には12番人気・ナンヨーノキョー(牝2、美浦・小笠厩舎)が続いて入線した。
なお、ナンヨーノキョーに騎乗していた柴田善臣騎手は、入線後に負傷したため、後検量を省略して確定されている。

勝ったタイセイポラリスは近親に今年のファルコンSで2着だったレオンビスティーがいる血統。 馬主は田中 成奉氏、生産者は日高の下河辺牧場。馬名の意味由来は「冠名+北極星」。

1着 タイセイポラリス(蛯名騎手)
「スタートは速くありませんし、周りを気にしてビクビクしていましたが、ニの脚が速いので流れに乗って行けました。かかる馬ではありませんし、上手に走っていましたよ。ビュンと切れる感じではないので、早めに良い位置に行って、余裕を持って運びました。最後は併せる形でしっかり伸びてくれました。仕上げ切った感じではないので、伸びしろがあると思います」

2着 ロードクレセント(田辺騎手)
「乗り味が良いですね。新馬向きというよりは使って良くなりそうな感じがします。周りの馬を気にしませんし、良い位置で競馬が出来ますし、上手に走りますね。これを使って、追い切りの動きも変わってくると思います」

3着 ナンヨーノキョー(小笠調教師)
「まだ少し周りを気にしている感じがありますね。道中も良い位置にいましたが、フワフワした感じでした。それでも最後はよく食い下がっていますね。まだ仕上げ切ったわけではないので、もっと良くなってくると思います」

4着 ベルウッドジンプウ(太宰騎手)
「まだ体に余裕がありましたけど、競馬は上手でした。最後も渋太かったし、次はもっと良くなりそうです」

5着 マイネルイルミナル(柴田大騎手)
「スタートは出ましたが、その後、肩ムチを入れたりしても進んでいきませんでした。今回は若さが出ましたが、使って変わりそうな感じがありますよ」

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タイセイポラリス
(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)
父:ハーツクライ
母:ウエストバイノースウエスト
母父:Gone West


写真:武田明彦

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