【七夕賞】内田騎手「アスカクリチャンが地力で頑張ってくれた」

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オープン昇級後の近2戦は京都金杯で6着、東京新聞杯で10着と、重賞の壁に阻まれていたアスカクリチャン。
5ヶ月振りのレースとなった今回は、約2年半振り、未勝利時代以来となる2000m戦に活路を求めたが、中団でレースを進めると、最後はジョッキーのアクションに応えるようにアスカクリチャンもしぶとく伸びて、最後はハナ差、トーセンラーの追撃を凌ぎ、重賞タイトルを手にした。

「良い位置で走れていました。斤量も重くありませんでしたし、マイルで使われていたようにスピードがあるので、それらを生かして競馬をしようと思っていました。直線で抜け出してからも伸びていましたが、後ろからきていたので差されるんじゃないかと思いました。最後は馬が地力で頑張ってくれましたね。自分にとっても久し振りに重賞を勝てましたし、アスカクリチャンに“ありがとう”と言いたいです」と内田博幸騎手。

管理する須貝尚介厩舎と内田博幸騎手のコンビといえば、今年はゴールドシップで皐月賞を制覇。サマーシリーズでも、このコンビが、台風の目となりそうだ。