エーシンハーバーが押し切る…長岡ステークス

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12年8月11日(土)、3回新潟1日目11Rで長岡ステークス(芝1400m)が行なわれ、中舘 英二騎手騎乗の4番人気・エーシンハーバーが優勝。勝ちタイムは1:19.7(良)。

2着には1.1/4馬身差で2番人気・トウケイヘイロー(牡3、栗東・清水久厩舎)、3着には3番人気・イチオクノホシ(牝3、美浦・矢野英厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミトラは出遅れも響いたか9着に敗れた。

勝ったエーシンハーバーは昨年のフィリーズレビューで3着になり、桜花賞、そして、今年のヴィクトリアマイルにも駒を進めた実力馬。この夏のクラス編成で降級していたが、再びオープン入りとなった。 馬主は株式会社 栄進堂、生産者はアメリカのHopewell Investments LLC & Nick Bentley。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。

1着 エーシンハーバー(中舘騎手)
「マイネルカリバーンを行かせて、番手から競馬をしようと思いました。あまり行きっぷりが良くなかったですけど、瞬発力勝負になると分が悪いので早めに先頭に立ちました。最後までよく頑張ってくれましたし、牝馬で56キロを背負って勝つんですから偉いですよ」

2着 トウケイヘイロー(柴田善騎手)
「初めて乗りましたけど、素直で乗りやすい馬です。昇級戦でもしっかり走っていますし、まだ3歳で伸びしろがあるので楽しみです」

3着 イチオクノホシ(蛯名騎手)
「まだ返し馬の感じやトモの状態がもうひとつという感じでしたけど、ここまで走るんですから、力がありますよ。前にも行けますが、切れ味が良い馬なのでそれを生かす乗り方をしました。まともなら、突き抜けていたと思います」

4着 オーシャンカレント(木幡騎手)
「初芝でしたが、馬が柔らかくて乗りやすかったです。返し馬から良かったので、やれるかと思っていましたが、楽について行けましたし、最後まで止まることなく頑張ってくれました。良い競馬が出来ました」

5着 ブルーデインヒル(江田照騎手)
「終いの脚が良いので、ゆっくり行ってほしいという指示でした。良い脚を使ってくれましたし、この時計にも対応しているので、良かったと思います」

9着 ミトラ(松岡騎手)
「いつもは返し馬でかかるくらいですが、今日はそういう面を見せませんでした。ゲートの中では、前掻きを直そうと思ったら次は座り込みそうになりますし、あれではちょっと出せません。それにしても、最後も伸びていませんね」

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エーシンハーバー
(牝4、栗東・藤岡健厩舎)
父:Cozzene
母:Echo Harbor
母父:Boston Harbor
通算成績:13戦5勝



写真:武田明彦

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