【日本テレビ盃】ソリタリーキングが重賞連勝!

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9月26日(水)、船橋競馬場で行われた交流Jpn2・第59回 日本テレビ盃(3歳上、別定、1着賞金:3200万円)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気・ソリタリーキングが直線、先に抜け出していた4番人気・マグニフィカを捕まえると、外から差を詰めてきた3番人気・サイレントメロディの追撃を振り切り優勝。勝ちタイムは1.51.4(重)。

2着には3/4馬身差でサイレントメロディ(牡5、美浦・国枝厩舎)、更に1馬身半差の3着には船橋のマグニフィカ(牡5、船橋・川島正厩舎)。2番人気に推されていたランフォルセ(牡6、美浦・萩原厩舎)は5着に敗れている。

勝ったソリタリーキングは半兄にダートG1(Jpn1)9勝馬ヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)などがいる血統。ブリリアントS、東海Sに続いての3連勝でいよいよG1戦線の有力馬に数えられることになりそうだ。

なお、同レースは半兄サカラート(父アフリート)が05年に制しており、これが兄弟制覇となる。馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「孤高の王様」。サンデーサラブレッドクラブでの募集総額は1億6000万円。

1着 ソリタリーキング(内田博騎手)
「3,4コーナーで手応えがあったので、慌てずに相手を見ながら上がっていきました」

Q.勝利の確信は?
「スタート出て3番手につけられたので、最近のこの馬のレースぶりからも、いい位置だなと思いました。でも、ゴール盤過ぎるまでは分からないですからね。これからが楽しみな馬です」

Q.自身について
「怪我の後、久しぶりに船橋でいい結果を出せてホッとしています。南関東で育ててもらった内田ですから、もっともっと活躍できるようにがんばります」

(石坂調教師)
「休み明けを勝ってくれてよかったです。真剣に走れるようになって、身心ともに、充実してきました。ゲートを出てから、直線目の前に来た時、今日は勝ち負けになると思いました。前と違って、自信がついている。競馬の前にもやる気を感じました。勝てばJBCに出られるので、ここを狙っていました。これで一番上のクラスで走れます。やっと良血開花ですね」

2着 サイレントメロディー(戸崎騎手)
「位置取りは、スタート出たなりでと考えていました。終いのいい馬ですからね。外をまわらされるのも嫌だったので、ちょっと待って追い出す形になりました。ジリジリ伸びた感じだったかな」

3着 マグニフィカ(的場文騎手)
「勝てると思ったんだけどね。中央の馬の方が最後キレる足をもってるから」

4着 ダイショウジェット(柴山騎手)
「いい勝負はしましたよね。距離は大丈夫です。ジリジリ伸びる感じでしたね。でも1600mよりはキレました。馬は前回より状態は良かったです」

5着 ランフォルセ(横山典騎手)
「どんな競馬もできる馬だからね。よくがんばりました」

ソリタリーキング
(牡5、栗東・石坂厩舎)
父:キングカメハメハ
母:スカーレットレディ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:19戦8勝




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