「どんどん出世できそう」ラヴネヴァーダイズ差し切り…中山新馬

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12年9月30日(日)、4回中山9日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、福永 祐一騎手騎乗の3番人気・ラヴネヴァーダイズが優勝。 1番枠を利して好位につけると、道中は掛かるようなところもみせたが、直線に向くと鋭く抜け出した。勝ちタイムは1:38.3(良)。

2着には1.1/4馬身差で4番人気・サクセスカーチス(牡2、美浦・牧厩舎)、3着には2番人気・ワナビーザベスト(牝2、美浦・勢司厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたムーンメイヴンは5着に敗れた。

勝ったラヴネヴァーダイズはおじに現準オープンのフライバイワイヤーがいる血統で、今年の千葉サラブレッドセールで630万円で取引されていた。 馬主は岡田 牧雄氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「愛は死なず」。

1着 ラヴネヴァーダイズ(福永騎手)
「スピードが勝っているタイプだけに、前半は行きたがった。でも、うまく収まり、最後はいい切れ味を発揮してくれたよ。センスがあるし、馬はよくできていた。気難しい面を出さなければ、どんどん出世できそうだね」

2着 サクセスカーチス(蛯名騎手)
「勝てるレベルの内容。相手はすごい脚を使っている。稽古よりもびりっとしていたし、能力は高いよ。真面目すぎるから、距離はこのくらいがいいね」

3着 ワナビーザベスト(北村宏騎手)
「スタートはゆっくりだったけど、ハミを取るのが早く、うまく流れに乗れた。馬込みでも動揺しないし、チャンスは近い」

4着 エイデンヒーロー(大野騎手)
「周囲の様子をうかがいながら走っていましたが、外から先に行かれても大丈夫でした。しっかりした馬です。自ら動く競馬で持ち味を発揮できそうです」

5着 ムーンメイヴン(三浦騎手)
「上手に競馬ができた。これからの馬だし、中身ができてくれば」

6着 レイヌドネージュ(松岡騎手)
「まだ走る方向に気が向いていない。反応が悪かった。スムーズなら、次は勝ち負けになると思う」

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ラヴネヴァーダイズ
(牝2、美浦・木村厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:アイアムラヴィング
母父:ファルブラヴ



写真:武田明彦

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