4日、日曜東京11レース・毎日王冠(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。


前走、安田記念1着のストロングリターン(牡6、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.6-50.3-37.2-12.6をマークした。

【橋本助手のコメント】
「前走後は放牧に出て、早目に帰厩しましたが、硬さも取れて良い状態で帰ってきました。厩舎にきてからも追い切り本数を重ねていますし、速い時計も出して順調に調整を進めています。いくらか体を絞り切れない感じで、10キロくらい増えるかもしれませんが、許容範囲ですし調子自体は良いので心配ないと思います。
開幕週の先行勢有利な馬場にくわえて、レースの流れも緩くなりそうですし、斤量も増えるので条件は楽ではありませんが、道中の位置取りはジョッキーも考えてくれるでしょうし、能力の高さでカバーしてくれると思います」

前走、安田記念6着のリアルインパクト(牡4、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.1-50.8-37.7-12.7をマークした。

【橋本助手のコメント】
「前走は、もうひとつ後ろのポジションから競馬をすればまた違ったと思いますけど、あの乱ペースに巻き込まれて6着ですから、よく頑張ったと思います。レース後は放牧に出て、ストロングリターンと同じ頃に帰厩しました。春シーズンは冬毛が伸びて体の張りももうひとつで、半信半疑の状態でしたが、帰ってきてからは体の張りも良く、良い感覚が戻ってきていますし、間違いなく状態は上がっていると思います。
今日(10/4)の追い切りはストロングリターンと併せて、脚色は劣りましたけど、相手は調教駆けしますし、時計も良いので心配していません。昨年の毎日王冠でも好走していますし、ある程度前に行くこの馬にとって、府中1800はベストの条件だと思います。成績がともなわず残念な思いをしてきましたが、復活の兆しを見せて欲しいと思います」