アズマサンダースの仔・ダノンビーナスが差し切り…東京新馬

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12年10月8日(月)、4回東京3日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の5番人気・ダノンビーナスが優勝。 先行馬が押し切ろうとするところを外からダノンビーナスが猛追。ダンスフェイム、アネモステラスも脚を伸ばし、ゴール前まで混戦は続いたが、デビュー勝ちを決めた。勝ちタイムは1:36.8(良)。

2着には1/2馬身差で4番人気・ダンスフェイム(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着には15番人気・アネモステラス(牝2、美浦・松山将厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたエバーブロッサムは6着に敗れた。

勝ったダノンビーナスは母が05年の京都牝馬Sの勝ち馬で、04年の桜花賞で2着のアズマサンダースという血統で、一昨年のセレクトセールにおいて、1680万円で取引されていた。 馬主は株式会社 ダノックス、生産者は日高大洋牧場。馬名の意味由来は「冠名+美の女神」。

1着 ダノンビーナス(内田博騎手)
「切れ味を生かしたかったので、後ろからジックリ乗りました。終いも良く伸びました。馬場状態も悪くならず、この馬の持ち味を出せて良かったです」

2着 ダンスフェイム(北村宏騎手)
「慎重で、ゲートの中で固くなってしまって出遅れて、二の脚もつきませんでした。リカバリーして内からよく伸びましたが、スタートのロスが痛かったですね」

3着 アネモステラス(田辺騎手)
「ゲート練習の感じから、少しモゾモゾするかなとは思っていました。まだ緩さがあるのでジックリいきましたが、終いもきていますし、センスが良いですよ」

4着 ブルジュオン(三浦騎手)
「まだビシッと追っていないので、追い出してから少しモタつきました。能力のある馬ですし、使って良くなりますよ」

5着 ディアラブクイーン(勝浦騎手)
「最後も止まっていませんし、悪くないですよ。芝向きですね。まだ良くなってきますよ」

6着 エバーブロッサム(石橋脩騎手)
「能力はありますけど、使って良くなりそうな感じですね」

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ダノンビーナス
(牝2、美浦・国枝厩舎)
父:キングカメハメハ
母:アズマサンダース
母父:サンデーサイレンス


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