桜花賞以来サウンドオブハートが完勝…ターコイズS

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12年12月2日(日)、5回中山2日目11Rでターコイズステークス(芝1600m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の1番人気・サウンドオブハートが優勝。勝ちタイムは1.33.4(良)。

2着には1馬身差で16番人気・オメガハートランド(牝3、美浦・堀厩舎)、3着には2番人気・アミカブルナンバー(牝3、美浦・鈴木康厩舎)が続いて入線した。

勝ったサウンドオブハートは今年の桜花賞4着馬。今回は骨折放牧明けでその桜花賞以来の一戦だった。馬主は有限会社 ターフ・スポート、生産者は新ひだかのタイヘイ牧場。馬名の意味由来は「心の音」。

1着 サウンドオブハート(松岡騎手)
「控える競馬をしたかったけど、久々で元気が良すぎたからね。出たなりで運んだ。道中でかかったが、直線はよく伸びた。能力の違いで凌いでくれたよ」

2着 オメガハートランド(田辺騎手)
「インが有利ななか、よく伸びています。枠順の差ですね。今回からチークピーシーズを外したのですが、気を抜く面を見せませんでした。マイルも合っていると思います」

3着 アミカブルナンバー(柴田善騎手)
「マイルは大丈夫。ただ、3番手の外で壁をつくれなかった。あと一歩だったよ。オープンでこの内容。力を付けている」

4着 トーセンベニザクラ(横山典騎手)
「落ち着きがあったし、いい走りはできた。距離に関してはなんとも言えないなぁ」

5着 レディアルバローザ(大野騎手)
「さすが実力馬です。使えばさらに良くなりそうです」

6着 パワースポット(田中博騎手)
「格上挑戦。初芝でしたしね。50キロの斤量に助けられたとはいえ、よくがんばっています」

7着 ミッドサマーフェア(蛯名騎手)
「能力はあるのに、良化がスローだね。返し馬から本来の弾む感じがなかった。ゲートを出していったらバランスを崩すと思ってはいたが、スタートが悪かったし、イメージより切れなかったよ。マイルも対応できないわけじゃないけど、距離はもう少しあったほうがいいしね」

8着 アイスフォーリス(津村騎手)
「マイルでも引っかからないし、十分にこなせます。でも、大外枠はきつい。最後は伸びているのですが」

9着 ダイワズーム(北村宏騎手)
「状態は良かったが、追走に余裕がなかった」

10着 クッカーニャ(吉田豊騎手)
「もまれないように進めたかった。外々を回り、ロスの多い競馬となってしまった」

11着 ギンザボナンザ(古川騎手)
「この距離は忙しいね。一か八かインを突いた。でも、前が詰まってしまって。伸び脚はあっただけに悔まれる」

12着 クィーンズバーン(三浦騎手)
「前半はいい感じ。でも、4コーナーで力み、リズムを崩してしまった。斤量の差もあったしね」

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サウンドオブハート
(牝3、美浦・松山康厩舎)
父:アグネスタキオン
母:シンメイミネルバ
母父:Caerleon
通算成績:6戦4勝



写真:武田明彦

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