12年12月8日(土)、5回中山3日目11Rで北総ステークス(ダ1800m)が行なわれ、横山 典弘騎手騎乗の1番人気･マスクトヒーローが優勝。勝ちタイムは1.51.5(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気･ツクバコガネオー（セ4、美浦・尾形厩舎）、3着には3番人気･キラウエア（牡5、栗東・橋口厩舎）が続いて入線した。

勝ったマスクトヒーローは脚元の不安でデビューが遅れ、昨年末にも骨折を発症。出世が遅れていたが、これで500万→1000万→1600万と3連勝。まだまだ底を見せておらず、今後は重賞戦線での活躍に期待がかかる。馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「仮面の英雄」。社台サラブレッドクラブでの募集総額は5000万円。

1着 マスクトヒーロー(横山典騎手)
「今日も楽な内容でしたし、無事に使えればこれくらいはやれますよ。最初に中央にいた頃からずっと知っていますが、皆さんが思われる以上に調整が難しい馬です。この馬に関わるみんながよく我慢して、大切に使いながらここまできました。本当にこれからだと思います」

2着 ツクバコガネオー(吉田豊騎手)
「外枠だったので、あまり外を回らないように、と思っていました。人気馬が前に行くタイプだったので、それを見ながら行こうと思っていましたが、相手がハナに行ったので2番手から競馬をしました。よく頑張っているんですけどね…。この馬も力をつけていますし、充実しています」

3着 キラウエア(戸崎騎手)
「中団でスムーズな競馬が出来ました。前にスーッと離されてしまいましたが、そこで付いて行ければ違ったかもしれません。乗りやすくて競馬が上手な馬ですよ」

4着 ストロングバサラ(田辺騎手)
「1回使って力みもおさまったようです。この前は気負っていましたが、今日は良い感じで走っていました」

5着 ドレミファドン(蛯名騎手)
「内を上手く捌けましたし、手応えも良かったですが、いざ放してからが伸びませんでした。もしかすると右回りは合わないのかもしれません」

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マスクトヒーロー
(牡4、美浦･新開厩舎)
父：ハーツクライ
母：ビハインドザマスク
母父：ホワイトマズル
通算成績：7戦6勝



写真：武田明彦

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