3歳馬ベールドインパクトが古馬を一蹴…ディセンバーS

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12年12月15日(土)、5回中山5日目11RでディセンバーS(芝1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ベールドインパクトが優勝。勝ちタイムは1.47.8(稍)。

2着にはクビ差で4番人気・マルカボルト(牡5、栗東・羽月厩舎)、3着には7番人気・ブリッツェン(牡6、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。

勝ったベールドインパクトは今年の菊花賞4着馬。今回が初の古馬相手だったが、1番人気にキッチリ応えて3勝目をマークした。馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「ベールに覆われた衝撃」。社台サラブレッドクラブでの募集総額は6000万円。

1着 ベールドインパクト(デムーロ騎手)
「今日も力のある走りをしてくれました。動きの良かったベストディールの後ろにつけながら、道中でスペースが出来たときに上手く入ることが出来ました。最後も良い伸びでしたし、ゴール板の位置を分かっているかのようです。距離はもう少し長い方が合っていると思います」

2着 マルカボルト(戸崎騎手)
「スタートも良いですし、素直で折り合いもつきます。切れるタイプではありませんが、渋太く脚を使います。チャンスはあると思いますよ」

3着 ブリッツェン(柴田善騎手)
「具合は良かったです。途中からネオサクセスがきましたが、この馬のリズムは問題ありませんでした。最後まで頑張っていますし、距離も問題ありません」

4着 トップカミング(岩部騎手)
「調教で2週続けてまともに乗れなかったのでどうかと思っていましたが、終いに良い脚を使ってくれました。力はありますね」

5着 モンテエン(内田博騎手)
「休み明けでしたが、よく頑張ってくれました。走りのリズムは悪くありませんでしたが、緩い馬場は得意ではないので、良馬場なら更にやれたと思います。使って良くなってくると思います」

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ベールドインパクト
(牡3、栗東・大久龍厩舎)
父:ディープインパクト
母:ヴァイオレットラブ
母父:ドクターデヴィアス
通算成績:11戦3勝


撮影:武田明彦

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