【ニュージーランドT】エーシントップが貫禄!重賞3勝目

トピックス

13年4月6日(土)、3回中山5日目11Rで第31回ニュージーランドT(GⅡ)(芝1600m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の2番人気・エーシントップが優勝。勝ちタイムは1.34.8(良)。

2着にはクビ差で3番人気・レッドアリオン(牡3、栗東・橋口厩舎)、3着には12番人気・ストーミングスター(牡3、美浦・藤原辰厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたゴットフリートは9着に敗れている。

勝ったエーシントップはこれで通算6戦5勝。重賞3勝の実績を引っさげ、次走NHKマイルCでG1獲りに挑むことになる。馬主は株式会社 栄進堂、生産者は米国のRandal Family Trust,R David & Marylyn A Randal Trustees。馬名の意味由来は「冠名+頂上を目指して突き進むこと」。

1着 エーシントップ(内田博騎手)
「先頭に立つと遊んでしまうので、最後に接戦になって、馬がやる気を出してくれたのは良かったですね。浜中君や厩舎スタッフが馬にしっかりと教育をしてくれてきたおかげで、3番手でもキチッと折り合いが付いていましたし、自分はそのリズムを崩さないように気を付けて乗りました。スピードがあるのでスムーズに先行出来ますし、ハナにも行けるので競馬がしやすいですね」

2着 レッドアリオン(川須騎手)
「スタートで立ち遅れ気味になってしまいましたが、上手くポケットに入れました。向正面が多少湿ってきていて、馬場を気にするところがありましたけど、上手く追走出来ました。直線で上手く前が開いて、これならと思いましたけど、坂下で高脚を使う感じになりました。あそこまで行ったら勝ちたかったですけど、G1の出走権を取れましたし、よく頑張ってくれたと思います」

3着 ストーミングスター(柴田善騎手)
「初めての芝、初めてのマイルでしたけど、戸惑わずにセンス良く走れました。もう少しお待ち追い出しを待ちたかったですけど、早めに来られてしまいましたからね。最後に交わされても、また盛り返してクビ差まで来ていますし、先が楽しみです」

4着 プリムラブルガリス(M.デムーロ騎手)
「ゲートを出てすぐに寄られて、怖がるところを見せました。もう少し前に行こうと思っていましたが、馬場に脚を取られて行けませんでした。まだ幼さがありますけど、頭の良い馬ですし、距離が延びても対応出来ると思います」

5着 カシノピカチュウ(西田騎手)
「具合は凄く良かったです。道中も上手くポケットに入れて折り合いが付きましたし、距離にも対応出来ますね。これで能力があることが証明出来たと思います」

6着 モグモグパクパク(北村宏騎手)
「馬の雰囲気は良かったです。周りの馬に気を遣うところがある馬ですが、その辺りは良くなってきています。早めに動いて来る馬がいて、少し待たされる形になってしまいました。スムーズならもっとやれたと思います」

7着 マイネルホウオウ(柴田大騎手)
「ペースが遅かったので、ジッとしていてもそのままになってしまいますし、動いて行きました。でも、重い馬場はあまり良くありませんからね。前半も促して行きましたが、進んで行きませんでした」

9着 ゴットフリート(戸崎圭騎手)
「スタートが大きかったです。前残りの競馬で位置取りが悪くなってしまうと厳しいですね」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

エーシントップ
(牡3、栗東・西園厩舎)
父:Tale of the Cat
母:Ecology
母父:Unbridled’s Song
通算成績:6戦5勝
その他の重賞勝利:
12年京王杯2歳ステークス(G2)
13年日刊スポシンザン記念(G3)


撮影:武田明彦

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。