オーシャンS4着馬ポアゾンブラックがハナ差凌ぐ…春雷S

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13年4月7日(日)、3回中山6日目11Rで春雷ステークス(芝1200m)が行なわれ、上村 洋行騎手騎乗の4番人気・ポアゾンブラックが優勝。勝ちタイムは1.09.8(稍)。

2着にはハナ差で8番人気・アースソニック(牡4、栗東・中竹厩舎)、3着には3番人気・テイエムオオタカ(牡5、美浦・石栗厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたオリービンは16着に敗れている。

勝ったポアゾンブラックは元兵庫競馬所属馬。準オープンはダートで勝ち上がったが、初めての芝だった前走のオーシャンSで4着に健闘。芝にも適性を示していた。馬主は村上 憲政氏、生産者は日高の出口牧場。馬名の意味由来は「媚薬(仏)+本馬毛色より連想」。

1着 ポアゾンブラック(上村騎手)
「そうペースが速くなく、楽な展開になった。他馬も追い込みづらい馬場状態にも助けられたね。4コーナーで手応えは十分にあり、実際によく粘ってくれた。いったん交わされても差し返す渋太い内容。芝でもやれることを証明できたね」

2着 アースソニック(武士沢騎手)
「とにかく真面目な馬。ハミを噛みすぎないよう、気を付けて乗りました。スムーズに運べましたよ。勝った馬は馬場のいい外を回していましたし、展開の差です」

3着 テイエムオオタカ(松岡騎手)
「走るよ。次はもっと良くなるだろう。控えるかたちになったのに、最後までよく伸びている。脚質に幅が広がりそうだね」

4着 セイウンジャガーズ(北村宏騎手)
「スタートが決まったし、この距離でも追走は容易だった。時計がかかって差し馬でも対応できる流れ。4コーナーでバランスを崩したのに、よく伸びてくれたよ」

6着 ヘニーハウンド(石橋脩騎手)
「馬場を意識しすぎました。あのままインを通り、もう少し前に付けるイメージで乗るべきでしたね」

7着 アフォード(村田騎手)
「道悪がいいタイプでなく、外を回すかたちに。前に壁をつくれなかったよ。具合が良すぎ、引っかかってしまった」

16着 オリービン(横山典騎手)
「ゲートでそわそわ。レース前からいい雰囲気じゃなかったね」

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ポアゾンブラック
(牡4、栗東・本田厩舎)
父:マイネルラヴ
母:サンライトチーフ
母父:チーフベアハート
通算成績:12戦7勝

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