【かしわ記念】ホッコータルマエ4連勝でG1初制覇!

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2013年5月6日(祝・月)、船橋競馬場で行われた交流重賞・第25回 かしわ記念(Jpn1)(4歳上 定量(重賞競走)指定 1着賞金6000万円 ダート1600m)は、幸英明騎手騎乗の2番人気・ホッコータルマエ(牡4、栗東・西浦厩舎)が初のJpn1制覇。勝ちタイムは1:37.8(良)。

2着には1.1/2馬身差で3番人気・エスポワールシチー(牡8、栗東・安達厩舎)、3着には1番人気・ローマンレジェンド(牡5、栗東・藤原英厩舎)が入っている。

レースは1枠からのスタートを利してエスポワールシチーが逃げる形。ホッコータルマエは3~4番手付近。ローマンレジェンドのダッシュはひと息で中団から。3コーナー過ぎには、エスポワールシチーのスピードについていけなかった地方勢が脱落すると、2番手のホッコータルマエが追撃。
直線では前の2頭の一騎打ちの様相となったが、ホッコータルマエの伸び脚が上。ジリジリと脚を伸ばし、4連勝を決めた。1番人気のローマンレジェンドは終始、ピリッとしたところがなく、3着までだった。

勝ったホッコータルマエはこれで重賞は5勝目。今年のフェブラリーSでは賞金が足りず、出走は叶わなかったが、視野を切り替えた佐賀記念から連勝街道。前走のアンタレスSでも、昨年のJCダートを制したニホンピロアワーズも降し、今回は初のG1(Jpn1)制覇。今後の更なる活躍も期待される。
馬主は矢部 幸一氏、生産者は浦河の市川フアーム。馬名の意味由来は「冠名+樽前山より」。

なお、かしわ記念3勝の実績を持つ2着のエスポワールシチーは、これで同レースは5年連続の出し、1.1.3.1.2着とすべて3着以内に好走。8歳馬ながら、前走のフェブラリーSに続いて、連続2着となっている。

ホッコータルマエ
(牡4、栗東・西浦厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
通算成績:17戦8勝
その他の重賞勝利:
13年アンタレスS(G3)
13年名古屋大賞典(G3)
13年佐賀記念(G3)
12年レパードS(G3)





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