【ヴィクトリアM】復調ムードのドナウブルー「体調がもどった」

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12日(日)に行われるヴィクトリアマイル(G1)に出走予定のドナウブルー(牝5、栗東・石坂厩舎)を管理する石坂正調教師の一問一答は以下の通り(※8日(水)、最終追い切り後)。

-:坂路での最終追い切りが終わりました。先生からはどんな指示を出されましたか?

石坂正調教師:テンを割りとゆっくりめに入って、終いを伸ばすというイメージの調教にしました。

-:時計的には、そして動きとしてはどんな評価ですか?

石:思ったとおり、先週よりも良いんじゃないかと。そういうふうに見えました。

-:去年の充実振りから比べると、ここ2走は「どうしたんだろう?」というような結果になっているのですが、馬の状態そのものとしては、どのようにご覧になっていたのでしょうか?

石:まあ、結果が良くないのでね。私としても“どうしたんだろう?”と思っています。

-:原因というのは、先生としては掴み切れていらっしゃるのでしょうか?

石:一番思い当たるのは、やはり去年は激しい競馬をしてきましたしね。疲れが残っているのかなという感じも持っています。

-:今回、この中間にはどういったことをポイントにされて調整されたのでしょうか?

石:先週しっかりやろうと思って追い切ったんですけど、その効果がね。今日はまた凄く良い動きをしてくれましたし、小柄な牝馬ですけど、全然体重が減ることもなくね。今日の追い切りを見て、ちょっと良いのかな、と感じました。

-:変わってくる気配はあると考えてよろしいのでしょうか?

石:競馬はなんとも言えないですけど、調教の感じは良くなって来ていますね。

-:今回は久々にウィリアムズ騎手とのコンビになりますが、ジョッキーとは何か話はされましたか?

石:そうですね。先週ちょっと会いましてね。「憶えてる」って言ってました。

-:レースに向けて何か、作戦会議はされたのでしょうか?

石:去年ちゃんと良い競馬してくれてますしね。どうこうという指示は、まず無いと思います。

-:去年は惜しい2着でした。今年はどんなレースを期待されますか?

石:体調が戻ったみたいなのでね、良い競馬ができるのかなと、ちょっとは思っています。

-:“今回も”ということになりますが、姉妹でG1ホースになるというチャンスがまたやって来ました。是非、意気込みを、ファンの皆様へ伝えて頂けますか?

石:そうですね。去年の時点で“なんとかG1を”と思っていた馬なのでね。頑張って欲しいです。

坂路でのドナウブルー(8日撮影)