【札幌2歳S】レッドリヴェール須貝師「ウチの馬も侮れない」

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ステイゴールド産駒の牝馬レッドリヴェール(牝2、栗東・須貝厩舎)が、8月31日(土)に行われる札幌2歳S(G3)を予定している(1勝馬のため、13/16抽選)。

デビュー戦は、世代の幕開けとなる6月1日の阪神芝1600m戦。2011年生まれ世代最初の新馬戦となったが、レースでは一旦は最後方へ下げるも3コーナーから徐々に進出。大外を回り、直線でジワジワと加速。半馬身差しきっての快勝をみせた。

放牧を挟み、函館競馬場に入厩すると、ここ2週は騎乗する岩田康誠騎手を背に追い切り。28日(水)は本馬場の芝で65.8-50.6-37.6-11.7秒を馬なりでマーク。
「岩田騎手も『感触は良かったし、乗りやすくて癖の無い馬ですよ』と言っていました」と須貝尚介調教師が語るように、手応えの良さを感じさせた。

「折り合いの勉強をさせているところですが、仕掛けてからの反応も良かったし、この馬も確実に力を付けている。馬場が悪いのは、どの馬も同条件。精神面が大事なタイプの馬なので、その辺の調整も上手くいっています。それなりの相手はそろったけれど、ウチの馬も侮れない存在だと思います」と師はニッコリと自信を覗かせた。

須貝尚介厩舎は2年連続で函館リーディングに輝いており、今年もトップまで、1勝差の好位をキープ。函館最終週となる今週、札幌2歳Sを足がかりに、逆転リーディングとなるか?人馬にとっても重要な意味を持つ一戦だけに注目が集まる。

札幌2歳Sでも相対するピオネロ(中)らと併せ馬を行ったレッドリヴェール(外)