3歳牝馬スイートサルサが豪快差し切り…長岡S

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13年8月31日(土)、2回新潟11日目11Rで長岡ステークス(芝1600m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の3番人気・スイートサルサが優勝。勝ちタイムは1:31.7(良)。

2着には1.1/4馬身差で11番人気・ダンスファンタジア(牝5、美浦・藤沢厩舎)、3着には4番人気・パワースポット(牝5、美浦・菊沢厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたオリービンは6着に敗れた。

リンゴット、メイショウゾウセンらが先手を主張するも、クッカーニャがハナを切る展で、序盤から隊列は縦長に。直線で逃げたクッカーニャが大きなリードをとったが、脚色は外の追い込み馬が優勢。馬場の真ん中を突き抜けたスイートサルサが、豪快な差し切りをみせた。

勝ったスイートサルサは今年のクイーンCで2着など、クラシック戦線でも注目を浴びた存在だったが、これが昨秋以来の勝ち星。 馬主はシンボリ牧場、生産者は日高のシンボリ牧場。馬名の意味由来は「冠名+ダンスの一種より」。

1着 スイートサルサ(田中勝騎手)
「リズム良く、上手く走れました。前走よりも流れが向きましたし、距離も1400より1600の方が良いと思います」

2着 ダンスファンタジア(柴田善騎手)
「1600くらいの方が、自分のリズムで競馬が出来ますね。1400では馬が急いでしまいます」

3着 パワースポット(菊沢調教師)
「終いはいつも良い馬ですが、高速馬場への不安はありました。今日のような速い馬場でも終いにこれだけ来れましたし、力を示してくれたと思います」

4着 クッカーニャ(大庭騎手)
「ペースがキツかったですね。どこかで息を入れたかったですけど、番手の馬にビッシリ来られましたからね。背中も良いですし、マイペースで運べればこのクラスでも通用しますよ」

5着 ヒラボクインパクト(北村宏騎手)
「馬が落ち着いていて、雰囲気が良かったです。外枠から自分のリズムで運べましたが、ペースが流れていたのでもう少し仕掛けを遅らせても良かったかもしれません」

6着 オリービン(池添騎手)
「切れるタイプではなく、追って味があるタイプだと聞いていました。スタートも良く、出たなりでリズム良く行けましたが、ついていった分、最後は甘くなりました。時計ももう少しかかった方が良いかもしれません」

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スイートサルサ
(牝3、美浦・菊川厩舎)
父:デュランダル
母:スイートハビタット
母父:Grand Lodge
通算成績:8戦2勝




本日の新潟競馬場の写真:武田明彦

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