【京成杯AH】エクセラントカーヴが4連勝で重賞制覇

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13年9月8日(日)、4回中山2日目11Rで第58回京成杯オータムハンデ(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、戸崎 圭太騎手騎乗の3番人気・エクセラントカーヴが優勝。勝ちタイムは1.31.8(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ダノンシャーク(牡5、栗東・大久龍厩舎)、3着には7番人気・ゴットフリート(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたルナは10着に敗れている。

勝ったエクセラントカーヴは、今回が昇級初戦。1000万を勝ち上がるのには5戦を要したが、そこから3連勝で一気のオープン入り。3歳2月クイーンC以来の重賞挑戦となったココも難なく突破し、重賞ウィナーの仲間入りを果たしている。馬主は吉田 照哉氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「素晴らしいワインの地下貯蔵庫(仏)」。


1着 エクセラントカーヴ(戸崎騎手)
「ずっと乗せてもらってきて、落ち着きもでてきて、成長も感じていましたし、いい競馬ができました。終いもいい脚をつかってくれましたね。重賞を勝つことができて良かったです」

2着 ダノンシャーク(内田博騎手)
「斤量差は言い訳にはなりませんよ。今日は敗れはしましたが、いい形で競馬をしてくれたと思います。力はある馬ですし、ここを使って良くなってくると思います」

3着 ゴットフリート(田辺騎手)
「ゲートを出していき、終いは苦しくなったとはいえ、よくがんばりましたよ。休み明けですし、調教に跨った感触でも、まだ良くなる余地を感じていました。これが次につなかれば」

4着 ミッキードリーム(三浦騎手)
「乗り難しさがあるし、広いコースがいい馬だけど、内枠を生かし、絶好のポジションが取れた。馬場が渋ったことも影響したが、坂からの伸びも上々。力があるよ」

5着 マルカボルト(北村宏騎手)
「1600mに条件が替わっただけに、前半は後方の位置になったが、逆にもまれず、ポケットでリズム良く運べた。直線はよく伸びているし、展開次第でやれる馬だよ」

6着 テイエムオオタカ(丸山騎手)
「スタート良く、ハナに立てましたが、途中から来られるきつい展開。でも、最後まで止まっていませんし、よくがんばっています。距離はこのくらいあったほうがいいですね」

7着 ワイズリー(石橋脩騎手)
「勝ち馬のインを進んでいましたが、一緒に動けなかったですね。あそこですっと反応できていれば。最後もじりじりした伸びでした」

8着 レオアクティブ(横山典騎手)
「去年と同じような競馬をしたが、そう甘くはないよ。ハンデ差もあるからね」

10着 ルナ(横山和騎手)
「すんなり先手を取れての連勝。からまれると苦しいですよ。パワータイプだけに、こんな馬場も向かない。まだこれからの馬だと思っていますし、次に期待たいです」

11着 フラガラッハ(高倉騎手)
「ためないと弾けませんので、道中はあえてじっとしていました。展開が向かず、追い上げるのに脚を使ってしまいました」

12着 インパルスヒーロー(田中勝騎手)
「スタートが決まらず、後方から。追ってからも伸びなかった。春当時と比べても、力強さを感じなかったよ。これから変わってくれれば」

14着 ウインクリアビュー(吉田隼騎手)
「ちょっと急仕上げでしたからね。使われて良くなると思います」

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エクセラントカーヴ
(牝4、美浦・堀厩舎)
父:ダイワメジャー
母:インディアナカーヴ
母父:A.P. Indy
通算成績:12戦6勝


本日の中山写真:武田明彦


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