1着 ヴェルデグリーン(田辺騎手)
｢500万の時から乗せてもらっていた思い入れのある馬です。爪に不安がある馬なので、じっくり行こうと思っていましたが、3～4コーナーでは、自分からハミをとっていってくれましたね。行きたがるところがあるので、折り合いが課題だと思いましたが、今後が楽しみになりました｣

2着 メイショウナルト(武豊騎手)
｢いいレースができた。ハンデ戦だった前走と違い、斤量を背負っていたから、前走ほどスッとは反応できていないけれど、最後までよく伸びている。もう本物と見ていいね。春を思えば考えられないほどの走り。強いメンバーが相手でも、やっていけるメドが立った｣

3着 ダノンバラード(川田騎手)
｢スムーズに運べた。抜け出して刺さってしまったが、久々だからね。秋緒戦としては上々の内容だと思う｣

4着 サトノアポロ(蛯名騎手)
｢久々の方が集中して走れるね。使っていくと、走ることに飽きてしまうタイプ。今日は内容としては悪く無いと思う｣

(国枝栄調教師)
｢直線に向き、これは抜けてくると思わせたが、あと一歩だったね。でも、休み明けとしてはいいレースができた。春当時より精神状態がいいし、使って良くなるだろう。次走については様子を見て決めるが、今後が楽しみになった｣

5着 アスカクリチャン(柴田善騎手)
｢勝てる位置に行けなかった。でも、バテずに脚を使っているよ。力がある馬だね｣

6着 ハナズゴール(丸田騎手)
｢ゲートが相手からじっとして、引っ張らないように心がけましたよ。スムーズに上がっていけましたが、やはり道中はハミを噛んでいました。もう少し抜いて走ってくれれば。坂も堪え、伸び切れませんでした。それでも、一気に距離が延長されて、この結果です。追い出した時の伸び脚はすごかった。ポテンシャルは半端じゃないです。仕上がり的にも次は頑張ってくれるはずです｣

7着 オーシャンブルー(戸崎騎手)
｢思ったより落ち着きがあり、いい感触で追走できました。ただ、3、4コーナーでハミを抜き、反応が一息。内目を進んでいたら、もっとがんばれたと思います｣

8着 ダイワファルコン(北村宏騎手)
｢気配は良かった。道中はリズム良く、思い通りに運べたが、いつもの3、4コーナーでぐんとハミを取る感じがなかったよ。もう少し踏ん張れる馬だし、最後に盛り返そうとしていたけどね。改めて今後に期待したい｣

9着 ムスカテール(内田博騎手)
｢勝負どころで動いていけなかったよ。左回りの大きいコースがいいタイプだし、右にモタれるのを制御しながらの走りだった。順調に仕上げられたとはいっても、まだ暑さが残る季節。他の馬とは仕上げの差もあるだろうね。一回使ったほうがいいだろうし、こんな馬じゃない。使ったら良くなると思うよ｣

10着 マイネルキッツ(柴田大騎手)
｢いや～、何が悪かったのか、本当にわかりません。スムーズに運べたし、“それいけ!”というところで、全く反応がなくなりました｣

15着 メイショウサミット(松岡騎手)
｢スタートで躓き、そこから出していくかたち。リズムを崩してしまった。もう少しスムーズなら、もっとやれる馬だよ｣