16日、台風26号の影響により、美浦トレーニングセンターの施設開場時間が、従来の午前6時から午前10時に変更された。

使用可能馬場は、南馬場ではAコース、Dコース(共にダート)、角馬場、北馬場ではCコース(ダート)のみ。
南馬場のBコース(ウッドチップ)、Cコース(芝・ポリトラック)、北馬場のAコース(障害)、Bコース(ダート)坂路、森林馬道は閉鎖された。

これにより、ユールシンギングやダービーフィズなど菊花賞出走予定馬を含む多くの馬が、追い切りを翌日に変更した。

北コース入りしたダービーフィズ(牡3、美浦・小島太厩舎)に関するコメント

【小島太調教師のコメント】
「繊細なところがある馬なので、牝馬を仕上げるような感じで、1週前にしっかりやってレース当該週はサラッとやる予定でした。今日はこの天候なので追い切りは明日に変更しますが、中間もコンディションを保っていますし、強い追い切りは必要ありません。前走後から更に良くなっていますし、G1で相手が強いですけどやれるのではないかと思っています」

南Dコース入りしたユールシンギング(牡3、美浦・勢司厩舎)に関するコメント

【大塚助手のコメント】
「昨日も乗っていたので今日追い切りをしようと思っていましたけど、ポリトラックコースを使えませんし仕方ありませんね。明日、北村騎手に乗ってもらってポリトラックで追い切る予定です。前走後も順調に乗り出していますし、問題なくきています。明日、ちゃんと追い切りが出来れば良い状態でレースに臨めると思います」


※(写真1～2枚目)ダートコースだけ開場された調教風景、(写真3枚目)午後にも馬場での調教が行われた、(写真4～5枚目)馬場開場時間の変更などを伝える発表を確認する国枝師