大ベテラン川原正一騎手がWSJSへの切符を獲得!

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17日(木)、11月30日(土)、12月1日(日)に阪神競馬場で行われる第27回 ワールドスーパージョッキーズシリーズ(以下:WSJS)の地方競馬代表騎手を決める『WSJS地方競馬代表騎手選定競走(以下:スーパージョッキーズトライアル:呼称SJT)』の第2ステージが園田競馬場で行われた。

シリーズ第3戦のシルバーブーツ賞は笠松の尾島徹騎手が、そして最終戦のシルバーホイップ賞は金沢の吉原寛人騎手が1着。
しかし、全4戦で勝ち星こそなかったものの、2、5、5、5着とした兵庫の川原正一騎手が合計45ポイントで総合優勝。WSJSの出場権を獲得した。

川原正一騎手は現在54歳の大ベテラン。16日終了時点で地方競馬通算24639戦4376勝を挙げており、1997年にWSJSに出場。優勝を果たしている。

また、北海道のの桑村真明騎手が1ポイント差で2位となり、地方競馬補欠騎手候補となっている。

【川原正一騎手のコメント】
「4戦やってひとつも勝てませんでしたが、運がよく優勝できました。最後の5着が写真判定で、6着だったらWSJSに出られなかったわけですから、勝負は時の運です。
船橋の2戦が終わった時は1位通過だとわからなくて驚きましたね。3戦目、4戦目と周りから声がかかって、とてもプレッシャーがありました。第3戦が5着となって、他のジョッキーとのポイント差がとても気になりましたよ。
同点でトップをキープできていたので、第4戦は掲示板を外したくありませんでした。4コーナーで手応えがあって“これなら大丈夫”と思いましたが、直線で意外と馬が伸びなくて……。最後はハナ差で5着をキープすることができました。
WSJSは参加できるだけで十分すぎることです。地方代表として恥ずかしくない騎乗ができればと思います。本当に運が良かっただけです。人生、運だけで生きています」

(写真1)SJT第3戦、(写真2)SJT第4戦、(写真3)SJT表彰式、左から桑村騎手、川原騎手、大井の御神本訓史騎手、(写真4)2度目のWSJS優勝を狙う川原正一騎手