素質馬ベルシャザールがダートで復活!…ブラジルカップ

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13年10月20日(日)、4回東京7日目11Rでブラジルカップ(ダ2100m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の1番人気・ベルシャザールが優勝。勝ちタイムは2:08.3(不)。

2着には1と1/4馬身差で8番人気・メテオロロジスト(牡6、栗東・池江厩舎)、3着には2番人気・ハートビートソング(牡6、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。

ばらけたスタートから、サトノプリンシバルが先頭に立ち、メテオロロジストが2番手、内の3番手にベルシャザールがつけ2コーナーを回る時にはすんなりと隊列が決まる。道中も淡々とレースが流れ4コーナーを回り直線に向くと、メテオロロジストが逃げるサトノプリンシバルを捉え先頭に立つが、終始インの経済コースを通ったベルシャザールが最内からこれを交わして先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったベルシャザールは府中牝馬Sを制したマルカキャンディを母にもつ血統。3歳時には日本ダービーで3着になるなど、クラシック路線を賑わせていた一頭だ。長期休養を挟んで、今年の春からダートに目線を変えてここまで全て三着以内。砂の舞台でその素質が再び開花した形となった。
馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「劇音楽「ベルシャザールの饗宴」に登場するバビロニア王の名」。


1着 ベルシャザール(柴田善騎手)
「抜け出したからも余裕がありましたし、ラクでした。この馬はかなり良いですよ」

2着 メテオロロジスト(後藤騎手)
「良いレースが出来ましたけど相手が強かったです。嫌なことがあると長く引きずるタイプの馬なので、今日復活してくれて嬉しいです」

3着 ハートビートソング(内田博騎手)
「力のある馬ですね。馬体減は気になりませんでした。良馬場なら更にやれたと思います」

4着 ナムラビクター(石橋脩騎手)
「乗りやすい馬ですし、良い位置で折り合いをつけられました。まだ休み明け2戦目ですし、次も変わってくると思います」

5着 タマモクリエイト(宮崎騎手)
「初めて乗せてもらいましたけど、馬の具合は良さそうでした。もう少し前で運びたかったですけど、よく頑張っていますしこのコース条件は合っていますね」

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ベルシャザール
(牡5、栗東・松田国厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マルカキャンディ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:14戦4勝

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