13日、ジャパンカップ(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。ゴールドシップ(牡4、栗東･須貝厩舎)は内田博幸騎手を背に次週の京阪杯(G3)を予定しているラトルスネークとの併せ馬。これまでとは違い、僚馬を先行する形で、最後はラトルスネークと同入。4F53.2-38.7-26.0-13.6秒は馬場状態を考慮すれば、上々の時計で一週前リハを終えた。

追い切りの意図について須貝尚介調教師はこう語る。
｢ラトルスネークは時計の出る馬なので、ゴールドシップを先に行かせて、ラトルを後ろから追いかけさせて、ゴールドシップを常に息の入れにくい状態にさせようと。それでも、終いまでしっかりした動き。本来の沈み込むいいフォームが戻ってきたんじゃないでしょうか｣

前走の京都大賞典は1番人気ながら5着に敗れたものの、「敗戦の原因がかなり多かった」と師も認めるように、厳しい条件が重なったレース。それでも、陣営に悲観の色はない。
「これでゴールドシップにもスイッチが入るだろう。状態は上向いてるし、強いゴールドシップを見せたい」
5つ目のG1タイトル奪取へ、指揮官は決意を新たに巻き返しを誓っていた。

※競馬ラボでは11月17日(日)のレース終了後より、ゴールドシップでJCへ挑む須貝尚介調教師の「オリジナルインタビュー」を公開予定です！ご期待ください！