【ジャパンC】3年ぶりの参戦ジョシュアツリー「110%絶好調」

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24日(日)に行われるジャパンカップ(G1)に出走予定の外国馬3頭の調教が、21日、東京競馬場ダートコースで行われた。

外国馬の中で、まず最初に追い切りを行ったのはジョシュアツリー(牡6、英・E.ダンロップ厩舎)。
手綱は持ったままで、感触を確かめるような軽めの調整内容ながら、軽快な足捌きを披露。一周追い切ると、早々に引き上げていった。


共同会見でのアンドリュー・ストリンガー調教助手の一問一答は以下の通り。

-:状態について、絶好調時を100点満点とすると、現在はどのくらいでしょうか?

アンドリュー・ストリンガー調教助手:現在は110%絶好調で、とても元気な状態です。

-:東京競馬場の2400mというレース体系ですが、馬場と距離の適性はいかがですか?

ア:速い馬場ですが、合うと思います。府中の2400mは彼の素質を十分に引き出せる舞台です。

-:レースでの道中の理想的な位置取りを教えて下さい。

ア:ペースがあまり上がらないようであれば、最終コーナーまで抑え気味に運びたいと思います。

-:日本馬の中で、ライバルとなりそうなのはどの馬でしょうか?

ア:ジェンティルドンナ、ゴールドシップ、エイシンフラッシュの3頭ですね。彼らはレーティング上で、ジョシュアツリーよりも10ポイント優勢です。カナディアンインターナショナルステークスを勝っていますし、なんとかこの3頭を負かして、ボーナスを得たいですね。

-:日本馬の騎手の中で知っている騎手はいますか?

ア:ジェンティルドンナに騎乗するR.ムーア騎手はよく知っています。素晴らしい騎手ですし、ジェンティルドンナも素晴らしい馬なので、強敵ですね。日本人騎手では武豊騎手の事は知っています。

-:当馬は2010年にもジャパンカップ参戦されていますが、その時と比較してどうですか?

ア:6歳をむかえて、本当に素晴らしい状態です。2010年は10着でしたが、9着はシリュスデゼーグルで、8着はエイシンフラッシュでしたし、今回もいい勝負は出来ると思います。

-:近年外国馬はこのレースでは不振の傾向ですが、その辺りはいかがでしょうか?

ア:外国馬が日本で勝つのは難しくなりました。日本馬のレベルは上がって、日本馬は輸送が無く、こちらは長距離輸送もあります。しかしその長距離輸送やレースの中で、何かを得られればと思います。


ジョシュアツリーの帽子をまとって会見に臨んだA.ストリンガー調教助手