【朝日杯FS】池江泰師「鉄腕アトムみたいな仕上がり」

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15日(日)に行われる朝日杯フューチュリティS(G1)に出走予定のアトム(牡2、栗東・池江寿厩舎)を管理する池江泰寿調教師の一問一答は以下の通り(12/11、最終追い切り後)。

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-:アトムについてお話をうかがいます。まずは前走のデイリー杯2歳Sを振り返って頂けますか?

池江泰寿調教師:勝った馬は強かったなと思いました。アトムも凄く良い脚で伸びてきたのですが、あの時点では勝ち馬の方が一枚上手だった感じでした。

-:前走後はどのような調整を行われたのですか?

池:ノーザンファームしがらきで、2戦使った疲れをゆっくりとって、中間のレースは使わずに朝日杯か、来週のラジオNIKKEIかのどちらか、という選択肢だったのですが、デイリー杯のレース振りが良かったので、マイルの朝日杯に出走を決めました。

-:帰ってきて、前走から成長した部分はありますか?

池:体高自体は伸びていないのですが、体に幅が出てきて、幅が出てきて、ボリュームが出てきたと思います。

-:このアトムという馬は、どういった性格の馬なのですか?

池:入厩当初は自分から走って行くタイプじゃなかったのですが、2戦して、ノーザンファームしがらきでの放牧が良かったのか、ずいぶんと前進気勢が出てきまして、先週、今週の調教は本当に抜群でした。


-:今週の最終追い切りの内容を教えて頂けますか?

池:Cウッドコースで3頭併せの最後方から追走して、直線で内に潜り込んで、ラスト1Fで鼻面を併せて強目に追うという形だったのですが、並ぶ間もなく突き放しましたね。

-:仕上がりの方はいかがでしょうか?

池:“鉄腕アトム”みたいに仕上がりましたね(笑)。

-:レースは中山コースに替わりますね。

池:器用な脚を使える部分もあるので、対応すると思います。あとは川田騎手が中山のマイルなりの乗り方をしてくれると思いますので、あんまり心配していないです。

-:メンバー的にはいかがですか?

池:G1なので、骨っぽい馬も出てきていますし、ダートで強い勝ち方をした馬もいますし、骨っぽいなと思っています。

-:最後に、このレースに向けての意気込みをお願いします。

池:中山で行われる朝日杯は最後なので、その1番下の段にアトムという名を刻みたいと思っています。是非、応援よろしくお願いします。

【最終追い切りに騎乗した川田将雅騎手のコメント】
「先週よりさらに良くなっていましたね。けさはほとんど追ってないんですよ。やりすぎないように気をつけましたが、あまりに動くので(笑)。千六は一番いいかなと思います。初めての中山でも期待しています」