14年1月29日(水)、川崎競馬場で行われた交流重賞第63回 川崎記念(Jpn1)(4歳上 負担重量：4歳56kg、5歳以上57kg、牝馬2kg減 1着賞金：6000万円 ダート左2100m)は、幸英明騎手騎乗の1番人気・ホッコータルマエ(牡5、栗東･西浦厩舎)が勝利。勝ちタイムは2.13.8(良)。

2着には半馬身差で3番人気・ムスカテール(牡6、栗東･友道厩舎)、3着には2番人気・トウショウフリーク(牡7、栗東･今野厩舎)が続いた。地方馬最先着は5着サイオン(牡8、船橋・川島正厩舎)。

トウショウフリークが好ダッシュでハナを奪い、後続を大きく突き放して逃げる展開。ホッコータルマエは2番手へつけ、フリートストリートがそれをマーク。ムスカテール、ランフォルセも続き、人気勢が先行する形に。7～8馬身ほどあったトウショウフリークのリードは3コーナーでなくなり、ホッコータルマエが抜け出しにかかる。それをムスカテールが猛追し、直線は2頭の争いになるも、ホッコータルマエが半馬身差凌いで勝利。

勝ったホッコータルマエは年末の東京大賞典に続いてG1(Jpn1)連勝。昨年は交流G1･4勝という成績を上げた。単勝1.1倍という圧倒の人気に推された今年緒戦を、見事G1(Jpn1)5勝目で飾った。今後はフェブラリーSを使い、最大目標である3月末のドバイワールドカップに進む予定。

馬主は矢部幸一氏、生産者は浦河の市川フアーム。馬名の意味由来は｢冠名＋樽前山より｣。10年の北海道セレクションセールにおいて1500万円で落札されている。

ホッコータルマエ
(牡5、栗東･西浦厩舎)
父：キングカメハメハ
母：マダムチェロキー
母父：Cherokee Run
通算成績：23戦12勝
重賞勝利：
14年川崎記念(G1)
13年東京大賞典(G1)
13年ＪＢＣクラシック(G1)
13年帝王賞(G1)
13年かしわ記念(G1)
13年アンタレスステークス(G3)
13年名古屋大賞典(G3)
13年佐賀記念(G3)
12年レパードステークス(G3)





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