大知マイネルディアベルが大接戦制し3勝目…クロッカスS

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14年2月1日(土)、1回東京1日目10Rでクロッカスステークス(芝1400m)が行なわれ、柴田 大知騎手騎乗の2番人気・マイネルディアベルが優勝。勝ちタイムは1:21.9(良)。

2着にはアタマ差で5番人気・タガノブルグ(牡3、栗東・鮫島厩舎)、3着には3番人気・ツィンクルソード(牡3、栗東・松永昌厩舎)が続いて入線した。
なお、1番人気に支持されたアスコルティ(牝3、美浦・国枝厩舎)は8着に敗れた。

シゲルカガがハナを奪い、ウインスプラッシュがマーク。マイネルディアベルとアスコルティが並んで3番手へ。2馬身程開いて、ツィンクルソード、クインズセブンが続く。タガノブルグは最後方から。直線を向いてシゲルカガが差を離しにかかり、アスコルティとマイネルディアベルがその外から並んで捉えにかかる。アスコルティは脚色衰え、外からはツィンクルソードが伸びてくる。そこへ後方から一気にタガノブルクが追い込みをかけ、接戦となるも渋太く脚を伸ばしたマイネルディアベルがアタマ差おさえて勝利した。

勝ったマイネルディアベルは朝日杯FSで4着に奮闘。重賞の舞台でも上位をキープしていたが、オープン特別では順当に結果を残した。
なお、父のナイキアディライトは地方競馬で一時代を築いた活躍馬。現在、JRAでの競走馬登録はマイネルディアベルのみとなっている。

馬主は株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠のハシモトフアーム。馬名の意味由来は「冠名+悪魔(伊)」。

1着 マイネルディアベル(柴田大騎手)
「最後は差されたかと思いましたが、よく頑張ってくれました。休ませて馬が良くなっていますね。落ち着きがあって折り合いもつきますし、言うことのない内容でした」

2着 タガノブルグ(戸崎圭騎手)
「テンションが高いですけど、レースでは全然問題ありませんでした。終いはしっかり伸びていますし、一番強い競馬をしていると思います。体の使い方も上手ですし、走る馬です」

3着 ツィンクルソード(内田博騎手)
「ペースは遅かったですけど、折り合いはついていました。ゴーサインを出してから徐々にエンジンがかかる感じでしたが、最後までしっかり伸びています。1400は合いますし、走る馬ですよ」

4着 シゲルカガ(北村宏騎手)
「1200のレースよりは絡まれずに運べました。東京の直線は長いですけど、よく踏ん張っていますよ」

5着 キタサンラブコール(横山典騎手)
「以前に乗せてもらったときよりも、馬が良くなっています。一生懸命走る馬で、今日も外からピッタリ来られて行きたがっていましたが、最後までしっかり走ってくれました。これなら1400でも大丈夫ですよ」

8着 アスコルティ(後藤騎手)
「楽しみにしていたんですけどね。予定通り、前に馬を置く形で運べましたしリズムも崩れていませんでしたが、終いの伸びがひと息でした。間隔があいていたこともありますし、今日の内容だけで判断したくないですね。これからの馬ですよ」

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マイネルディアベル
(牡3、美浦・大和田厩舎)
父:ナイキアディライト
母:ムービースクリーン
母父:トニービン
通算成績:8戦3勝




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