【共同通信杯】世代の主役へ視界良好!イスラボニータが貫禄V

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14年2月24日(月)、1回東京6日目11Rで第48回 共同通信杯(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の1番人気・イスラボニータが優勝。勝ちタイムは1:48.1(良)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・ベルキャニオン(牡3、美浦・堀厩舎)、3着には2番人気・サトノアラジン(牡3、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

シングンジョーカー、ラインカグラの緑の帽子2頭が先手を主張し、人気のイスラボニータは3番手の内というポジション。ベルキャニオンは好位の内目、サトノアラジンは後方から4番手をそれぞれ追走する。スローペースでレースは流れ、たまりかねたサトノアラジンが外から捲るように先頭に並びかけて直線を向く。サトノアラジンが早めに先頭に立つも、内から外に進路を変えたイスラボニータが馬なりでそれに並びかける。サトノアラジンを挟んだ内からベルキャニオンが猛追するも、それを尻目にイスラボニータが1馬身抜け出し、人気に応える完勝で重賞連勝となった。

勝ったイスラボニータは、これで東京スポーツ杯2歳Sに続く連勝で重賞2勝目。その前走は芝1800mの2歳レコードで駆けており、今回はスローの瞬発力勝負で各馬を競り落とす競馬。クラシックへ向けて、視界が開ける重賞2勝目となった。
馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は浦河の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「美しい島(西)」。

また鞍上の蛯名正義騎手は、先週月曜日の東京新聞杯、火曜日のクイーンカップに続いて、代替開催の重賞を3連勝する珍しい記録を達成した。

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イスラボニータ
(牡3、美浦・栗田博厩舎)
父:フジキセキ
母:イスラコジーン
母父:Cozzene
通算成績:5戦4勝
重賞勝利:
14年共同通信杯(G3)
13年東京スポーツ杯2歳S(G3)





写真:武田明彦

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