14年3月9日(日)、1回阪神4日目11Rで大阪城ステークス(芝1800m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の1番人気･スマートレイアー(牝4、栗東・大久龍厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.7(良)。

2着には1馬身半差で2番人気･ディサイファ(牡5、美浦・小島太厩舎)、3着には9番人気･タムロスカイ(牡7、栗東・西園厩舎)が続いて入線した。

コスモラピュタがハナを奪い、タムロスカイが2番手に控える。プリンセスジャック、シゲルササグリ、スピリタスも追走。ディサイファはその後の集団に、スマートレイアーは更に後ろ、単独の9番手に控えた。4コーナーを回ってタムロスカイが先頭へ。早めに動いたディサイファが抜け出しにかかると、スマートレイアーも後方から追って脚を伸ばす。内からは、タムロスカイに続いてプリンセスジャックとヒストリカルが伸びてくるも3着争いまで。外を回したスマートレイアーとディサイファの一騎打ちとなったが、脚色が優ったスマートレイアーが1馬身半差をつけて快勝。3着争いは混戦となったが、タムロスカイがハナ差粘ってみせた。

勝ったスマートレイアーは、昨年の秋華賞2着馬。続いて出走した愛知杯では1番人気に推されるも、3歳で55キロという斤量が響いてか、軽量馬が上位に食い込む中で6着に敗れた。それ以来3ヶ月ぶりの実戦となった今回だが、堂々の一番人気に推され、牡馬相手に見事な差し切り勝ちを決めてみせた。キャリア7戦目でオープン特別初勝利を飾り、重賞タイトルにも大いに期待がかかる結果となった。

馬主は大川 徹氏、生産者は新ひだかの岡田スタツド。馬名の意味由来は「冠名＋層」。

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スマートレイアー
(牝4、栗東･大久龍厩舎)
父：ディープインパクト
母：スノースタイル
母父：ホワイトマズル
通算成績：7戦4勝




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