【桜花賞】1週前/ハープスター不安なし!「ブエナ以上」

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2日、桜花賞(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。ハープスター(牝3、栗東・松田博厩舎)は助手を背にCWコースで併せ馬。長めの距離からグングン加速し、7F98.2-81.2-65.4-50.4-36.5-11.9秒を記録。後方を走るラウンドワールドを寄せ付けず、先着を果たした。

「時計は速くなったが、これだけ動けば上等。この前と比べても、動き、毛ヅヤ、体の張りも全然違うからな。順調だったらそれでいい。何の心配もないよ」と松田博資調教師も力が入る。

前哨戦のチューリップ賞は大外から圧巻の末脚で完勝。そのレースぶりについて、「4角で外を回って外へ持ち出せば間違いない。ジョッキーも前走でそこを確認できただろ。同世代なら牡馬に入っても負けないと思う。ブエナビスタと同じかそれ以上だよ」と、自身が輩出したG1・5勝の名牝を引き合いに出して絶賛した。

阪神JFではハナ差及ばなかったレッドリヴェールとの再戦。世代最強の呼び声に応えるためにも、今回は取りこぼせない一戦だ。

競馬ラボでは、ハープスターの主戦を務める川田将雅騎手と、現役時にはブエナビスタなど、桜花賞を4勝した安藤勝己元騎手の対談が実現!公開を楽しみにお待ちいただきたい。

ゴール前ではレーヴデトワールと併せる形となったハープスター(内)