【阪神牝馬S】スマートレイアーが出遅れ克服!直線一気の重賞初V

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14年4月12日(土)、2回阪神5日目11Rで第57回 阪神牝馬S(GⅡ)(芝1400m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の1番人気・スマートレイアー(牝4、栗東・大久龍厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:20.3(良)。

2着にはハナ差で3番人気・ウリウリ(牝4、栗東・藤原英厩舎)、3着には9番人気・ローブティサージュ(牝4、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。

スマートレイアーは大きく出遅れ。クロフネサプライズが外から先手を取りにかかり、エピセアロームとミナレットが追走、ローブティサージュが4番手に続いた。ウリウリは後方の内に待機。クロフネサプライズが先頭で直線に入るも、ローブティサージュがすぐさまかわして先頭へ。残り200mのところでスマートレイアーは未だ最後方。ウリウリが内を突いてローブティサージュを捉えにかかったところ、スマートレイアーが大外から一気の脚でまとめて捉えて勝利。ウリウリがローブティサージュをクビ差かわして2着に続いた。

勝ったスマートレイアーはこれが重賞初勝利。秋華賞で2着となり、続く愛知杯では断然の1番人気に推されるも、3歳で55キロという斤量が響いてか6着に敗れた。それ以来、3ヶ月ぶりの実戦となった大阪城Sでは牡馬相手に見事な差し切りでオープン特別初勝利。初距離のここでも堂々の一番人気に支持され、圧巻のパフォーマンスを披露しての勝利となった。連勝で重賞勝ちを決め、目標のヴィクトリアマイル制覇へも大いに視界が開ける結果となった。

馬主は大川 徹氏、生産者は新ひだかの岡田スタッド。馬名の意味由来は「冠名+層」。

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スマートレイアー
(牝4、栗東・大久龍厩舎)
父:ディープインパクト
母:スノースタイル
母父:ホワイトマズル
通算成績:8戦5勝
重賞勝利:
14年 阪神牝馬S(G2)




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