【NZT】いざマイルCへ!ショウナンアチーヴ重賞初制覇

トピックス

14年4月12日(土)、3回中山5日目11Rで第32回 ニュージーランドT(GⅡ)(芝1600m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の1番人気・ショウナンアチーヴ(牡3、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.3(良)。

2着にはハナ差で4番人気・ショウナンワダチ(牡3、美浦・大竹厩舎)、3着には8番人気・ベルルミエール(牝3、栗東・高橋亮厩舎)が続いて入線した。
上位3頭には、5月11日(日)に行われるNHKマイルC(G1)への優先出走権が与えられる。

ショウナンアチーヴが出遅れ後方からの競馬に。最内枠を利してパワースラッガーが先手を奪い、イダス、ベルルミエール、ウインフェニックスと隊列が続いた。ショウナンワダチは中団を追走。4コーナーを回り、一旦はベルルミエールが先頭に立ったが、残り100mを切ってショウナンワダチとショウナンアチーヴが猛追。最後は同じ勝負服2頭の叩き合いを、外のショウナンアチーヴがハナ差制した。

勝ったショウナンアチーヴは昨年の朝日杯フューチュリティSで2着の実績。休養を挟んで迎えた前走のファルコンSでは、直線で進路を失う場面もあり6着に敗れたが、叩き2走目で変わり身を見せ、1番人気に応える勝利。NHKマイルCに向けて視界良好だ。また、母ショウナンパントルは2004年の阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬で、母子重賞制覇となった。

昨年秋に頚椎骨折、頭蓋骨亀裂骨折等の大怪我からカムバックを果たした後藤浩輝騎手は、一昨年のマーチS以来、約2年ぶりの中央重賞制覇。ショウナンカンプ産駒もこれまでに27戦していて、重賞未勝利だったが、ワンツーフィニッシュでJRA重賞初勝利となった。

馬主は国本 哲秀氏、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「冠名+達成」。

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

ショウナンアチーヴ
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父:ショウナンカンプ
母:ショウナンパントル
母父:サンデーサイレンス
通算成績:7戦3勝
重賞勝利:
14年ニュージーランドT(G2)




※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。