【皐月賞】ステファノスに後藤手応え「イメージ通り」

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16日、皐月賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。ステファノス(牡3、栗東・藤原英厩舎)は、1週前に引き続き後藤浩輝騎手が美浦から駆けつけて騎乗。CWコースで僚馬を追走し、6F84.7-67.7-51.8-37.3-12.0秒の時計で先着してみせた。

「先週は馬に任せた形でスイッチを確認できたし、今週はこちらのスイッチでどんな反応をするかを確認しました。ええ、外からレースを見ていたイメージ通りでしたよ」と、新たにコンビを組む後藤騎手は好感触を掴んでいる様子。

ディープインパクト産駒ながら、母父クロフネ、祖母はマイルCS南部杯をはじめダート重賞5勝を上げたゴールドティアラという血統背景。

「(母父)クロフネの肌が出ているのかな。今の中山の馬場を考えたら、いい方に出そうですね」と、パワータイプのこの馬に今の荒れた馬場への適性を感じ取っているようだ。

前走、毎日杯3着からステップアップを図るステファノス。馬場を味方に、実績馬に付け入る隙を狙う。