【中山GJ】アポロマーベリック圧勝で障害G1連覇!

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14年4月19日(土)、3回中山7日目11Rで第16回 中山グランドジャンプ(G1)(障4250m)が行なわれ、五十嵐 雄祐騎手騎乗の1番人気・アポロマーベリック(牡5、美浦・堀井厩舎)が優勝。勝ちタイムは4:50.7(良)。

2着には5馬身差で8番人気・コスモソユーズ(牡6、美浦・田中剛厩舎)、3着には3番人気・メイショウブシドウ(牡5、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

断然人気のアポロマーベリックが好スタートし、そのままハナに。直後にコスモソユーズ、メイショウブシドウ、アドマイヤトライが続く。道中はアポロマーベリックが後続を引き離す逃げでレースが展開する。後方に位置していたオースミムーンが2周目から積極的に先団に進出し、後続勢も逃げるアポロマーベリックをどこで捉えようかという流れに。アポロマーベリックは最終障害でやや躓くも、最後の直線では後続を引き離してゴール板を駆け抜けた。なお、今年は全頭無事に完走した。

勝ったアポロマーベリックは障害G1を連覇し、これで障害G1完全制覇を成し遂げた。昨年の3月に障害へ転向し、2戦目で初勝利。そこから、東京ジャンプSで初めて重賞を制し、初の障害G1挑戦の中山大障害では8馬身差圧勝Vを飾っていた。これで障害では敵なしのアポロマーベリックだが、5歳という年齢は障害界ではまだまだ活躍の見込める年代。さらなる成長も見込め、今後の障害界でその覇権をどれだけ広げていけるか注目だ。

馬主はアポロサラブレッドクラブ、生産者は藤本 友則氏。馬名の意味由来は「冠名+アメリカの空対地ミサイル名より」。

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アポロマーベリック
(牡5、美浦・堀井厩舎)
父:アポロキングダム
母:オメガファスター
母父:Theatrical
通算成績:22戦7勝(うち障害:9戦5勝)
重賞勝利:
14年中山グランドJ(G1)
13年中山大障害(G1)
13年東京ジャンプS(G3)




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