ダノンバラードが引退 ディープインパクト産駒初の重賞勝ち馬

トピックス

2013年のアメリカジョッキークラブカップなど、重賞2勝を挙げたダノンバラード(牡6、栗東・池江寿厩舎)は、4月27日(日)付で競走馬登録を抹消したことが発表された。

ディープインパクトの初年度産駒として10年秋にデビュー。暮れのラジオNIKKEI杯2歳Sを制し、父に種牡馬としての初重賞タイトルをもたらすと、翌11年の皐月賞はオルフェーヴルの3着と健闘。以降も重賞戦線で安定した成績を残し、13年のAJCCで重賞2勝目。同年夏の宝塚記念で2着に入るなど活躍を見せていたが、秋以降は不振に陥り、近走は二桁着順が続いていた。

初のダート戦となった前走のアンタレスS(14着)が最後のレースに。今後は生まれ故郷、新ひだかのケイアイファームで種牡馬となる予定。

馬主は(株)ダノックス、馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。JRA通算獲得賞金は3億2907万6000円(付加賞含む)。

ダノンバラード
(牡6、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:レディバラード
母父:Unbridled
通算成績:26戦5勝
重賞勝利:
13年アメリカジョッキーC(G2)
10年ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)