ホエールキャプチャ手応え十分も4着「伸びませんでした」

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●14年5月18日(日) 2回東京8日目11R 第9回 ヴィクトリアマイル(G1)(芝1600m)

一昨年の優勝馬で昨年はハナ差2着と好相性のレースで、今年は2番人気に支持されたホエールキャプチャ(牝6、美浦・田中清厩舎)。

好スタートから道中では中団のやや前目でメイショウマンボの外を追走。直線を向いて外に出すと、絶好の手応えで先頭集団との差を詰めて行く。しかし、ゴール前で僅かに伸び切れず、3年連続で1分32秒4を計時するも、今年は4着と惜敗した。

「これ以上ないというほどの状態で回ってきて、追い出しを待つ余裕もあったのですが……。楽に突き抜けそうなところで、最後は思ったほど伸びませんでした。何もなければいいのですが……」と蛯名正義騎手は腑に落ちない表情で首をひねった。

それでも、勝ち馬とは僅かに0.1秒差。6歳という高齢を全く感じさせない走りで見せ場をつくった。まだまだ引退には早い。これからも牝馬戦線を盛り上げてくれそうだ。