【ダービー】1週前/ワールドインパクト 名コンビ再来の予感!

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22日、日本ダービー(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。ワールドインパクト(牡3、栗東・友道厩舎)は新たにタッグを組む内田博幸騎手が美浦から駆けつけ騎乗。CWコースで併せ馬を行い7F95.5-79.1-64.8-50.9-37.7-12.1秒と長めから追い切られ、先行した僚馬ジェラルドを交わしてのフィニッシュとなった。

「反応も良かったし、いい動きをしていたね。ジョッキーも“すごく乗りやすい”と言ってくれました」と友道康夫調教師も納得の表情。

ここまで6戦して連対率は100%。前走の青葉賞では、早め先頭からゴール寸前で勝ち馬の強襲にあったものの、2着を確保し大舞台への出走権を獲得した。

「前走は反応が良すぎた分、負けた感じですね。でも、今度は前に目標を置いて競馬ができそうだし、ジョッキーとも“ゲートを出たなりで”と話をしているんです。折り合いに問題がないし、自在に動けるのが強みですかね。前走は初めての東京で、下見所でイレ込んでいましたが、2回目ならそこも問題ないと思います」と上位崩しを目論む。

デビューからの6戦はすべて1番人気に支持されたが、今回は伏兵としての出走が濃厚。先週のヴィクトリアマイルでヴィルシーナを復活に導いたウチパク&友道コンビが、世代の頂点を決める舞台で再び波乱を巻き起こせるか。