28日、日曜東京10レース･日本ダービー(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、青葉賞6着のマイネルフロスト(牡3、美浦･高木登厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.0－53.8－38.6－12.2秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「ダービーを最大目標としていたので、オーナーサイドと相談して、皐月賞をパスして青葉賞からダービーに向かうローテーションにしました。前走は、それほど速いペースではなかったのである程度前につけられましたけど、後ろからの馬で決まったことを考えると、結果論になりますがもう少し待ってレースをしても良かったかなと思います。レース後にジョッキーも、距離は問題ないと言ってくれました。2400を走った後の反動が怖かったですけど、反動もなく順調にきています。1週前は負荷をかけたかったので、大知騎手に乗ってもらってビッシリやりました。大知騎手も、凄く良い動きだったと言ってくれましたし、馬の具合も良さそうです。

今週は、レースで乗る松岡騎手に昨日、今日と乗ってもらいました。今日はあまりやりたくなかったので、全体時計はそれほど速くなく終いだけ反応を確かめてほしいという指示を出しましたが、その通りの内容でした。ジョッキーも、乗りやすいし具合も良さそうですねと話していました。デビュー当初からセンスの良さを感じましたし、使いながら体も増えて力を付けてきました。前走もゲート裏で落ち着いていましたし、精神的にも成長してきたと思います。この世界にいると、ダービーというと力が入りますが、平常心で臨みたいと思っています」

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【日本ダービーPHOTOパドック】
：マイネルフロスト含む有力各馬の立ち写真を掲載。過去との比較も可能。