【ダービー】折り合ったサトノルパン「状態はいい」

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28日、ダービー(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。サトノルパン(牡3、栗東・村山厩舎)は助手を背にCWコースで終い重点の調整。ラスト1Fは一杯に追われて12.1秒をマークし、全体も6F83.7-66.3-50.7-37.4-12.1秒を計時。道中ではしっかり折り合い、追われてからは鋭い伸びを見せた。NHKマイルCの疲れは見られず、前走の状態をキープしている。

調教を見守った村山明調教師も「我慢もできていたし、最後もいい反応をしていましたね。状態はいいですよ。NHKマイルCはゴチャつく位置にいて馬がエキサイトしてしまいました。フワッと喧嘩せずに流れに乗っていきたい」と納得の様子。巻き返しに期待を込めた。

半兄に重賞4勝の現役馬クラレントなど、マイル路線での活躍が光る血統だが、能力の絶対値は高く、今年2月の東京で行われた500万下では33.0秒の上がりで快勝するなど、折り合った時の爆発力は侮れない。前走は道中で折り合いを欠き、その末脚は不発に終わったが、再び手綱を託された小牧太騎手とのコンビで大金星を狙う。

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