28日、安田記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。ダノンシャーク(牡6、栗東･大久龍厩舎)は助手を背にCWで併せ馬。6F79.0－64.6－50.6－37.1－11.9秒の好タイムをマーク。一杯に追われて僚馬エーシンザヘッドに先着を果たした。

「休み明けでもあるので、ビッシリと追い切りました。息の入りも良いし、ここまで順調にきていますね」と高野調教助手のトーンは高い。約3ヶ月ぶりの実戦となるが、過去に鉄砲実績があり期待が高まる。

「3走前で大きく減っていた馬体重も順調に回復していますし、状態は良いですよ」とコンディションは復調ムード。

昨年の安田記念では3着と好走しており近走のマイル戦では、2勝を含む6戦連続馬券圏内と距離適性の高さを証明。前走は阪急杯でよもやの9着も、今回は仕切り直しの一戦。得意舞台で昨年の雪辱を晴らすことができるだろうか。