【安田記念】1週前/ブラックヒル完全復活へ! 今回も「気分良く」

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28日、安田記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。カレンブラックヒル(牡5、栗東・平田厩舎)は主戦の秋山真一郎騎手を背に坂路で単走の追い切り。中盤から一気の加速で駆け上がり、4F51.5-36.9-24.4-12.5秒の好時計を記録。3ハロン目に11秒台を記録した馬は、この日の坂路で僅か2頭。調子の良さをまざまざと見せつけた。

「ダービー卿では凄くいいスタートを切って、サッと前につけられる状態で気分良く行けました。ブラックヒルの一番良いパターンでしたね。あの子のペースで走って、勝利を掴み取ったという感じがしましたよ」と西口厩務員。3歳時以来となる久々の勝利に、その喜びも大きかったようだ。

昨年は4戦全敗。今年初戦の阪急杯も11着と敗れ、スランプ脱出は遠いかと思われたが、「阪急杯の時が抜群のスタートで、二の足も非常に良かったんですよ」と、陣営は復調への兆しを感じていた様子。昨年14着と大敗に終わった舞台で、リベンジを期す一戦。前走の走りは本物か否かが試されそうだ。

競馬ラボでは総力を結集して安田記念を特集!同じ厩舎に所属するカレンブラックヒルとグランデッツァ。歩んできた道は異なるが、それぞれ『完全復活』を期す一戦に向けた陣営の意気込みを、独占インタビューで語っていただいた。コチラもどうぞお楽しみに。

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