人気に応えてステファノスが差し切り…白百合S

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14年5月31日(土)、3回京都11日目10Rで白百合ステークス(芝1800m)が行なわれ、岩田 康誠騎手騎乗の1番人気・ステファノス(牡3、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.1(良)。

2着にはクビ差で5番人気・ピオネロ(牡3、栗東・松永幹厩舎)、3着には4番人気・モーリス(牡3、栗東・吉田厩舎)が続いて入線した。

ウインスプラッシュがハナに立つも、外からワードイズボンドも譲らず2頭が後続を離す展開に。3番手以降はセセリ、サングラス、ロングリバイバルと続き、人気馬は軒並み後方待機となった。3コーナーを過ぎて馬群が一気に凝縮。直線入り口では各馬が横一線に広がる中、内からピオネロ、大外からモーリスが懸命に脚を伸ばしたが、真ん中からステファノスが他馬を上回る末脚を発揮し、先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったステファノスは祖母にダート重賞で5勝、交流G1をも制したゴールドティアラがいる血統。ここまで毎日杯3着、皐月賞5着と、重賞戦線で上位争いを繰り広げてきた。その皐月賞では、4着馬とはわずか半馬身の差でダービーへの優先出走権を逃す結果となったが、その鬱憤をここで晴らし、1番人気の支持に応える勝利。秋に向けて楽しみが広がる一戦となった。

馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠(ギリシャ語)。母母名より連想」。

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ステファノス
(牡3、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:ココシュニック
母父:クロフネ
通算成績:8戦3勝




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